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2009年9月 8日 (火)

エアコン続き・・・

エアコンの続きです。

前回の水周り配管で取敢えず完成した・・・と考えていたのですが、実働してみたら不具合が出ました。 エアコンの結露水のドレンが上手く働かないのです。

その理由はコレ。

Acof

矢印の横にドレンパイプが見えますが、この位置が高すぎるのです。ある程度水が貯まらないと排出してくれないのです。
今まで、船舶用一体型エアコンを見てきて、ほぼ100%の確率で黄色矢印の部分に盛大なるサビが出ていました。コンプレッサーケースの台座なのですが、ここは普通の鉄で出来ているのですね。勿論塗装してあるのですぐには錆びません。が・・・海の環境で水没していてサビが出ないはずが無いですよね。だから経年変化でまず間違いなくここが錆びます。尚、ここは騒音防止の為にゴムマウントでドレンパンから浮かせて取り付けてあるのですが、、、それでもドレンパンに水が溜まると水没します。

また、このドレンパンにどのぐらいの水が溜まってしまうかというと、1リットル近く溜まってしまいました。流石にこの量になるとすぐには自然乾燥してくれないです・・・。そして結露水(真水)ですので、カビや細菌の繁殖には事欠かない場所になってしまいそうです。エアコンかけたらカビ臭いというのはイヤです・・・・。

そのため、ここのドレンを改造しました。

まず、ドレンパイプに水が集中するように、ドレンパンを傾けました。

Acof3

材料はホームセンターで売っている木材を使いました。丸ノコで斜めにカットし、一応防水の為にペンキで3度塗りしておきました。 (ところで、このエアコンは基本はボートに使うように作られているのだと感じます。というのも、上の写真がボートだったとして・・そしてプレーニングしていたら・・何もせずともこのような形になります。すると水も一気に排出されるという訳で・・・。多分その辺りを考慮に入れての設計なんだと思います。しかしそれでも少々水が残ると思いますが・・・この辺りの大らかさは流石メードインUSA)

次にドレンホースを改造しました。

Ofl

ホームセンターでこういう排水枡付きのホースを見つけました。これは本来、洗面台に水を貯めた時にオーバーフローしないように側壁に付ける小型排水枡です。これをドレンパンの底に取り付けました。ドレンパンの下に挿入する為に、上記の木製台座での底上げも必須になりました。

Acof2

そして、ドレンパンの底にドリルで穴を開け、排水枡を取り付けて完成です。もともと排水枡には化粧排水口板が付属してたんですが、段差になるし化粧仕上げする必要も無い場所なので写真の通り実用本位の取付けで終わらせました。

これでドレンパンには全く水が溜まることがなくなりました。凄くスッキリした気分です。

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