海での怖い話し その3
間があいてしまいました。
前回の雷見ていて思い出しました・・・・。
あれは夏のある日・・・。横浜に遊びに行った帰りのこと。風の塔を通過し、江戸川に向かっていた時のことでした。江戸川上空と思われる方向が、昼なのに真っ暗になっていきます。
「一雨くるかね」
そんな話を同乗者としながら船を進ませると・・・
「ぴかっ」
と、真っ赤な不気味な光の矢が立ちました。青とか黄色とか白じゃなく、真っ赤な雷でした。黒い空に赤い雷・・・・物凄く不気味です。
すると、突然気温がスーーーッと下がりました。まるで冷房を入れた部屋に入ったような感じ。その瞬間、1kmほど前に真っ白なカーテンが出現。そのカーテンが猛烈な勢いで自分に迫ってきました。
「やばい。。。。。。。。寒冷前線に突入する!その先は雷雲・・・!」
90度横方向は快晴の空だったので、そちらに向かってターンしフルスロットル。
しかし、その瞬間から真っ白な霧に包まれました。
GPSがない船だったので・・・コンパスだよりに30ktに届くマックス速度で猛ダッシュ・・・。
運良く数分で霧から出ましたが、後ろを振り返ると真っ黒な雲が目前まで押し寄せ、地鳴りのような雷鳴が・・・・・。
怖かった・・・・。
海での怖い話し その3-2章
これも雷の話です。
10年ぐらい前の話しになります。当時江戸川に船を留めていました。
夜仕事が終わり、首都高速に乗り江戸川方面を目指していると、江戸川区上空が雷雲で凄いことに。
「今行くと土砂降りの中かなぁ・・・」と思ったその時、携帯が・・・・。
「もしもし?○マリンだけど!すぐ来て!お宅の船が燃えている!!!」
管理している地元マリン業者からの緊急電話でした。
しかし、燃えているって・・何故!!??
「雷だよ。直撃だよ。ボーボー火が出ているよ。消防車が何台も来て大騒ぎだよ!」
えっ~~~~、、雷が落ちたぁ???うそでしょ、そんな都合よくピンポイントに??
正直、信じられない気持ちでした。
とりあえず車を飛ばして現地へ急ぎました。その間、余り褒められた係留方法じゃなかったので(現、江戸川PBSが出来る以前の話・・・)、消防の事情聴取とか大変な事になるんだろうなぁ・・と思うと逃げてしまいたい気持ちに・・・。
現地に到着して野次馬装って近づいてみると・・・・・
あぁ良かった・・・燃えているのは隣の船!!!(ちっとも良かぁない!)
結局その燃えていた艇は全損でした。その艇は有名なヤマハのスポーツフィッシャーで定価6000万円也が一瞬でパー・・・・・。オーナーさん、やりきれないだろうなぁ・・・・。
それにしても私にとっては不幸中の幸い・・・。もし、あと30分早く到着していたら、キャビンの中に居たでしょう。うちの艇もアウトリガーとか立てていたから誘導雷が飛んできていた可能性も捨てきれず・・・・それを考えると背筋がゾッとしました。
怖いぞ雷!!!!!
« 体育の日 | トップページ | 海での怖い話し その4 »
「ヨット」カテゴリの記事
- ニュージェネレーションアンカーとアンカーロープ&チェーンのテスト(2016.11.18)
- ヨット教室(2016.04.25)
- ケンノスケデザイン・・なるほどねぇ(2016.04.04)
- 初期整備(2016.04.04)
- 突然ですが・・・・(2016.04.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント