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2009年11月

2009年11月22日 (日)

ジブファーラー その2

ジブファーラー来ました~。

Jf3

思ったよりも小さな箱で2小口でやってきました。

中身は

2_2

こんな感じでした。

さっそく取り付けですが・・・・ 

取り付け方法を確認したところ、簡単に書くと次の通りでした。

  1. フォアステーを取り外す
  2. フォアステーの中に「フォイル結合金具(兼・回転ブッシュ)を4~5個入れる
  3. 金具を入れてからフォアステーエンドの金物(ターンバックル等)を圧着する
  4. フォイルとドラムを被せ、結合金具にビス止めする
  5. マストにファーラーシステムを取り付ける

と、こんな感じです。取り付けの全体略図を作ってみました。

Jfkaitai

フォアステイの中にこんな風に通していきます。

ドラムはフォイルに差し込まれ、小さなストッパーでフォイルに固定されます。また、フォイルに沿って上方へ20センチ程度スライドすることができます。この構造によりターンバックルはドラムの中に入り、ドラムを可能な限り低い位置に設置することが可能のようです。(ターンバックルを調整するときはドラムを上にスライドさせる感じになります)

ヘッドステイはフォイルの中に通します。フォイルの断面はこんな感じです。

Jf1

この中にフォイルを通します。フォイルとフォイルは「フォイル結合金具」を使ってつなげます。またこの金具はフォアステーとフォイルをスムーズに回転させるためのブッシュとしての仕事も担っています。

1~3のフォアステイの改造が必要なのが残念なところですが・・・この改造が不要な製品は無いかと調べてみたところ、国内で入手できるものでもっともリーズナブルなものが「スナップファール」という製品でした。だが、これはフォイルやドラムが全てプラスチック製で、若干不安を感じてパス。次に安いのは「プラスチモ608s」という製品。これはマリーナを見回すと、かなりの艇が取り付けられていますね。だがお値段15万円程で、海外輸入+ヘッドステイの改造代の方が若干安くなりました。当初ハーケン00ALとプラスチモ608Sを比較してかなり悩んだんですが・・・・ハーケンの方が「ドラムの位置が低い・レース時にドラムを簡単に取り外せる・多くの部品が金属製でしっかりしている」という点でハーケン00ALを選びました。

さて、、、実作業です。

まずはフォアステーを外してしまわないと始まりません。

ということでマストに登りました。

Top

高いの嫌いーー。高いの怖いーー。高いー他界ーーーー。

いやはや高いのは怖いです。。。。。

まあ登ってしまえば、作業時間は30秒。。。割りピン抜いてトグルスピン外すだけでフォアステーは外せました。

尚、マストには一人で登りました。瑠海式登頂法?を使って・・・・。
上っている最中には一人で登るという物珍しさを手伝って、数人のギャラリーが集まりました。笑。

外した後、ステーおよび通す金具を業者に渡し、、、納期1週間とのことでした。私のスケジュールの方が開かないので工事終了は年内ギリギリかな???

2009年11月13日 (金)

ジブファーラー

先日の日記で書いた趣味機材を一式換金した件・・・

換金後、財布にそのまま入れておいたのですが、本当にくだらぬ事で1万円札が一枚無くなっていました・・・。何に使ったんだ?と思い出してみると・・パーキングメーターとか週刊誌とか弁当とか。。。日常生活に必要(かどうか微妙?)なものなので仕方ないですが、心情的には身を削って処分した代価だったのでかなり悔しい。。。。

このままだと知らぬうちに消えてしまう。という気がして・・・・円高のうちにジブファーラーを発注しちゃいました。

だが、もう既に3週間も舫いチェックすら行けていない状態。。。手元に来ても装着は随分先になりそうですが。。。。

Jf

買ったのはウエストマリン通販にて。。。モノはハーケンのUnit00ALというファーラーです。国内で買うと流石のハーケンで20万オーバーするみたいですが、個人輸入だと 本日の為替レートで10万と80円でした。高いけど安い!国内だと中古品の価格と同等ですからね。それとこれを書いていて誤解を受けそうなので敢て申し上げますが・・・エアコン入れたりエンジン換装したりとかしておいて、ファーラーで悩むか?とか言われそうですが、、、エアコンとかエンジン換装とかはこの艇を譲って貰った際に、「安く譲り受けても、実働までに結局はある程度かかるだろう」と思い、予算計上していました故。。。その予算は既に初夏に尽きました。ということで、この先は出来る限りDIY&節約モードっつうことで・・。

そういう訳で取り付けは当然DIY予定ですが・・・情報を得る為にWebをググってみたのですが、DIY装着の具体的な話しは一つも見つかりませんでした。かなーり心配・・・。

そこで購入前に有名どころのファーラーの取扱説明書を入手し、マスト倒しを必要とせず、フォアステイの作り変えも不要なものの中から選ぶことにしました。(後日追加注釈:文末に・・・・)

今回のハーケンUnit00ALは、DIYで全て出来そうだと判断。特別な工具も特に必要なさそうです。(尚、ハーケンの最上級シリーズはフォアステイの改造が必要です)。流石にセールのリカットなどは専門業者に任せますが、取り付けはDIYでやってみます。取り付けに成功したら一連の工事をアップさせて頂きます。(の、、つもり。。。)

ところで、このファーラーの説明書を読んでいて大変に感心したことが幾つかありました。

これ、ラフがツイングルーブになってるんですね。ツイングルーブはレース中とかのシビアなセールチェンジ時に、可能な限りジブの無い空白時間を無くすためのもの。。。でもファーラーがツイングルーブになったところで、、、ドラムの存在の為、セールタックの位置が高くなってしまい、いわゆるファーラー使う以上はレース用セールは張れない欠点を持っています。

だが、ハーケンのはボルト2本緩めるだけで、ドラムを簡単に外すことが可能みたいです。なので、レースの時には数分でツイングルーブレース仕様に変更できるみたい。まあ私なんぞにはネコに小判ですけど・・・。でもまあ、まれに「超微風でも何が何でもセーリングしたい」と思うことがあるので、フルサイズのライトジェノアを使える可能性を残せるのは嬉しいです。

あと、説明書読んだ限りですが、構造的にはかなりしっかり出来てる感じを受けます。この辺りは流石ハーケンだなと。。。

後日追加注釈・・・・

「ヘッドステイを改造せずに装着できるもの」として選んだつもりだったのですが・・・・今一度よくよく説明書を見ると、数個のパーツをヘッドステイに通した後、ターミナルをスウェージングしなさい・・と書いてあるのを発見。。。ガーーーーン。かなーーーりショック。 ヘッドステイだけ作りなおさないとダメなこと判明。。。今年の春に新品作ったばかりなのに。。。悔しすぎです。(前回の請求書を見るとヘッドステイは15000円ぐらいでした。。ご参考まで・・・)

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