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2009年12月11日 (金)

久しぶりの航海

久しぶりの航海日誌・・・。

やっとファーラー&スタックパックの装着が完了しました。今日は装着後はじめての航海。

桟橋ではNの風7kt。微風すぎだなぁ・・・・と思い出航するが、海に近づくにつれて10、13、15ktと上がっていく。

荒川河口に到着すると、完全な真追っ手。一度若洲沖まで出てから帆走開始しようと思い、そのまま20分ほど機走。

右手に若洲の護岸が終わり、東京港東航路のブイが視認できるところまで来ると、若洲護岸の影響が無くなり一気に風速が増す。平均17kt、たまに20ktぐらい吹く。波も急に大きくなり、ハルに当たる波がくだけ、たまに軽いスプレーが散る。これは冬場には辛い。

さて、セールアップ。まずメインから。スタックパックのファスナーは既に開けてあるので、ハリヤードを引っ張るだけでスルスルとメインが上がっていく。これは楽だ!!!

今までだと揺れる中、風上にフネを立て、ドックハウスの上に上りメインセールを縛り付けたショックコードを外し、風でメインがバラけないうちに急いでハリアードアップしていた。ほんとにこれは楽。

次にジブ。これもファーリングロープを緩め、ジブハリヤードを1mも引いて少しジブを展開したら、風を掴んで勝手に全部展開した。めっちゃ楽。

この状態でしばしセーリングを楽しんだが、20kt超えのブローが入るとフルメイン+ジェノアだとヒール角度30度を楽に越す・・・。ウエザー押さえるヘルムにもかなりの力を加えること度々・・・・。

そこですぐにリーフに取り掛かった。リーフのとき、今までは余ったフットをラニヤードでブームに軽く縛らなければならなかったが、スタックパックにしたおかげでリーフロープを引いてクリューを決め、次にフットを1ポイント位置でクリングルに掛ければ終了。シングルハンダーにとってこれは素晴らしく楽だ。

この状態で暫く走る。今度は快走快走。平均5.5kt。ブローが入ると7kt弱まで加速。快走快走。だが、ものは試しで、ジブをファーリングしてレギュラーサイズに変更したらどうなるか試してみる。

ジブシートを緩め、ファーリングラインを1m弱巻く。これだけでジェノアがレギュラーになった。上り角度が犠牲になる・・・と聞いていたが、たまにスプレー飛んでくるような状態だと、ファーリングした状態でも十二分にエキサイティング。純粋にレースやるときは気になるのだろうが、クルージングオンリーの私には欠点らしい欠点を感じられなかった。

この後はまた予定が立て込んでいたので1時間ほどで港に戻る。

港の入り口ちかくまで帆走し、ジブをあげたままメンハリをカット。特に注意せずともスタックパックの中にメインはバサバサと入っていく。ハリヤードカットしてから10秒足らずでセールダウン終了。てか、最終的に仕舞うところまで終了。今まではカバー掛けたりナンタラカンタラで20分以上掛かっていた。タイムイズマネーで考えると、スタックパックのコストパフォーマンスは素晴らしく感じる。

メインを仕舞った後、数分間ジブだけで走る。結構これだけでもスピード出るものだ。その後、完全に収納した。

それにしても楽だ。こんなに楽しちゃって良いのだろうか?と思うほど楽だ。

だがこの楽が安全に繋がる。航行中にジェノアからレギュラーに変更したり、偶発的な事情で緊急でセールをダウンしなければならない場合など「その時にすぐにできるだろうか?という漠然とした不安」が何時も心の中にある。それが一気に解消した気分。ファーラーとスタックパックつけるかどうかかなり迷ったが、、、満足度以上の働きしてくれた。

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