「ほっとらいふシングルハンド」 プロジェクト発動。
なんじゃそりゃ?みたいなタイトルですが、、、
「シングルハンドで安全を」 を目標に、電子航海機器を最大限に活用して、ほっとらいふシングルハンドプロジェクトをスタートします。 って大げさー。
ま、、一言で言うと、「レーダーが欲しい」って事でございます。
前に乗っていたソレイユルボンの頃から、レーダーが欲しかった。。。 今のフネに乗り換える際、レーダーを装備するための資金も艇購入予算に含めて計画していたんですが、、、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
だが、友人のO氏の愛艇を見せてもらい・・・・・んがぁ~~~。凄すぎる。。。最近のレーダーは物凄すぎる!!!と完全に火がつき、、、遂に清水ダイブすることを決心しました。
だけど付ける場所が問題なのです。Adagioは「センターコクピットタイプ」という日本じゃ珍しい(邪道ともいう)タイプのフネですので、キャビン入り口に航海機器を吊るとか、何かあったらすぐキャビンに入って・・・というのが実にやりにくい作りなのです。
そのため、ラットの前にある本来はエンジンメーターパネルを取り外し、この辺りに埋め込もうかと画策しました。
この場所に埋め込むか・・・・。だが、かなり大きく改造が必要そう。まずは検討機種の取り付けテンプレートを作成し、それを張ってみました。
うーむ、、、ギリギリ入るか入らないかというところ。っで入らないね、どうみても。 大改造すれば何とかなるかな・・・・。だが、、、GPSプロッタは何処にやるの???という問題も・・・・。(黒い足が現在のGPSの棲家)。
じゃあ、ここに一番小さなサイズのGPSを埋め込み、その横にオーパイ操作部を取り付けるとどうだろう・・・・
こんな感じ。肝心のレーダーはこのメーターパネルの上に載せると・・・。だが・・・・
このモザイクは別に公開できない画像が潜んでいるわけではありません
ここにレーダー置いたら前方視界はどうなるか・・・という感じ。
見事に邪魔ですねーー。頭の上20センチにはブームがあるので立ち上がることも出来ない・・・・。体を横にオフセットすればいいんだけど、ヒールしたりシート掴んだりしていると、体を移動出来ないことも多いから・・・前方視界が削がれるのはやはり嫌だなという感じです。
一番良いのはレーダーとGPSが一緒になっているタイプ。だが予算を少し(かなり)超える・・・・・。悩みどころです。
ところで今回レーダーを設置するのに、絶対に外せない機能があります。
- 真航跡機能 と呼ばれる新技術対応のレーダーであること
- AISの重畳が出来ること
- 可能ならばGPS地図重畳が出来ること
上記に書いた友人のO氏は全部対応済み。アンテナも2m近いオープンスキャナを搭載しています。そのレーダーのたたき出す画像たるや・・・・想像を超えたもので背筋がゾッとするほどです。そうですね・・・・アメリカ映画で、戦艦の司令室で、レーダー画面に敵戦闘機の位置が詳細情報つきで表示されるような場面・・・まさにアレを上回る?世界です。
実のところ、私はレーダーは大大大大好きで、(殆ど型遅れの中古ばかりだが)過去に4台も使ってきました。でも、余程のスキモノじゃ無いと、レーダーなんて「いらないよ」と言い切って良いシロモノだと思っています。だって、レーダー画面をパッと見たところで、殆ど何が写っているんだか判りませんから。健康診断でCTを撮って、結果を聞きに行ったら「これが写真だから、ま、そういことで」と、お医者さんの説明無しにCT画像だけ貰ったみたいな感じですよ。 自分の経験からすると、従来のレーダーは画面をずっと凝視して、「解読」が必要です。余程慣れないと、パッと見た目ただけじゃ、写っているものが他船なのかブイなのか陸なのか、はたまた「ゴースト(虚像)」なのか判りません。実際、表示されたものの多くは波だったりゴーストだったりするのです。 だからこそ、本船でも「電探員」という専門クルーがいる訳で・・・・。 そんなレーダーを装着したところで無駄ってもんです。しかもシングルハンドで他にやること沢山ある・・・という状況だと、レーダーなんて設置してもタダの飾りと化すでしょう。一般的な通説としては「レーダーなんてイラネ」だと思いますが、、、まさにその通りだと思います。(((注:従来型レーダーを否定しているのではありません。それ相応の使い方をすれば素晴らしい武器です。職人の使う刺身包丁をそれ相当の使い方をしないならば、そんな高価な包丁は無駄だし不要。ステンの万能包丁で十分というような意味です。念の為)))
だが、今は21世紀。21世紀のレーダーは凄いことになっています。どう凄いのかは、こちらをご覧ください。
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