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2010年7月14日 (水)

ヨットから離れて~  モノには理由がある。

今日の話題はヨットの話から離れます。

興味の無い方は読み飛ばしてください。

さて・・・・自分の若い頃にインターネットがあったら、もっと賢くなっていたかも・・・と最近つくづく思います。というのも、判らないことはググれば大概のことは調べられます。(ま、信憑性は抜きにして。。。) 20年、30年前は紀伊国屋本店などじゃないと入手できないような本の内容もググれば一発だったりしますから・・・。

さてさて、私のお仕事は化学系です。なので学生時代は化学専攻でした。そのころから漠然とした「謎」がありました。

話がちょっとヨットに戻りますが、、、ヨットってカビに悩まされますよね。そこでカビ退治に良い薬剤は無いかと調べていました。結局のところ「カビキラー」や「ハイター」が一番有効なのが判ったのですが・・・・この化学名は「次亜塩素酸ナトリウム」といいます。化学屋にとっては馴染み深い名前なのですが・・・・ものの本によっては「次亜塩素酸ソーダ」とも書いてあります。全く同じモノなのですが、後者は工場系化学で使う言い回しです。

何で言い回しが違うの???とずっと昔から謎でした。

そこでググってみると・・・学生時代からの謎がすんなり解けました。恐るべしインターネットって感じです。

学生時代にこの謎が判れば、化学式・化学名をもっと簡単に覚えられたのに・・・と嫉妬に似た感情すら沸いてきます。。苦笑。

さて、ここからは化学のトリビアですが・・・何となく「謎」だったことです。

「~~ソーダ」 「~~ナトリウム」って同じものなのですが、、、、何で言い方が違うの??という謎です。そして、サイダーとかも「ソーダ」と言いますよね。これ、由来って同じものなの??それとも全く関係ないの???というのも何となく気になっていました。

さて、その答えは・・・・

実に単純で、ソーダは英語、ナトリウムはドイツ語だったんです。正確には英語でナトリウムのことを「ソディウム(SODIUM)」というようで、ナトリウム化合物を「ソーダ(SODA)」というようです。研究分野ではドイツから知識が渡ってきた背景があるので、いまだに「炭酸水素ナトリウム(重曹のこと)」の様に、ドイツ語表記のようです。ってドイツ日本語チャンポンですけどね。一方、工場系分野ではアメリカからの技術が多いので「重炭酸ソーダ」というようです。

さて、、、カビキラーとかを素手て触ると手がただれます。これは強アルカリでたんぱく質(つまり手のお肉)を溶かしてしまうからです。その強アルカリ物質の正体は「水酸化ナトリウム」が混ざっているからです。 この水酸化ナトリウム・・・化学式でいうと「NaOH」・・・これは中学校でも習う物質だから門外漢の方でもご存知だと思います。これも、上記の通りに別名があって、「苛性ソーダ」ともいいます。 水酸化ナトリウム=苛性ソーダ な訳ですが・・・パッと聴いてまったく同じものとは思えない名前です。

ではこの違いは何かというと・・・・これがまた面白い。

工業系の化学において、ナトリウム化合物の中で一番一般的(よく使われ物)は「炭酸ナトリウム」らしいです。よって、工業系化学の中でソーダといえば「炭酸ナトリウム」を指すらしいです。

そしてソーダを日本語にすると「曹達」と書くらしい。(当て字です)

よって、炭酸ナトリウムは工業化学系では「=ソーダ」であり「曹達」というのが「通称」になり、今に至っているらしいです。

  ポイント! 工業化学系では 炭酸ナトリウム = ソーダ である。

一方、苛性ソーダは、普通のソーダよりもキツイ(苛烈)性質を持っている。という意味で「苛性ソーダ」になったとのこと・・・・。

そして、有名な「重曹」は「炭酸水素ナトリウム」の通称ですが・・・これも「炭酸ナトリウム(=ソーダ、曹達ですね)」よりも比重が重いので「重い曹達なので重曹」になったらしいです。。。。

最後にサイダー水をソーダと呼びますが、これは二酸化炭素を溶かしてシュワシュワとさせた飲み物は、昔は重曹(重曹は炭酸ソーダより重いソーダ。でしたね)を加えて作ったことに由来して「ソーダ水」となったようです。英語でもサイダーなどをsodaと呼ぶようです。

まとめると

 ~ナトリウム = ~ソーダ

 ソーダ はナトリウム化合物の総称。同時に炭酸ナトリウムをソーダと呼ぶ

 重曹は普通のソーダ(炭酸水素ナトリウム)より重いソーダだから重曹

 苛性ソーダは普通のソーダよりも苛烈な性質なので苛性ソーダ

これ、テストに出ます。。

って、、、こんな方言、覚えてられるかーーい!!!!てな感じ。

でも中学の時に理科教師が教えてくれていれば、、、もっと簡単に理解出来たのになぁ・・・。え、、、疑問はすぐに調べろですって???そりゃごもっとも・・・・。

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