さて、そんな感じでいろいろありましたが、翌日の日曜日の朝、早朝にボートへ行きました。
今日はボートを譲り受けてから数ヶ月経過しての「初出航」です。普通、受け取ったらすぐに試運転するでしょうが・・・・いろいろ出れない原因が重なり、数ヶ月経過してしまいました。なんとも気の長いお話です。。笑。
ところで、本日の目的地は八景島お隣にある「横浜フィッシャーマンズクラブ」通称「YFC」マリーナです。ここに、カジキトローリングで大きな成果をあげ、新聞にも掲載されたブラックフィン33「ナチュラル」の岡田さんという方がいらっしゃいます。この岡田さんが、今回、KAZI社が出版しているボート雑誌の「ボート倶楽部」誌の特集記事に主要登場人物として掲載されることになりました。内容は船で使う電動工具のノウハウの特集でして、彼はプロの内装屋でもあり、趣味でボート内装をいろいろ手がけているところから白羽の矢が立った次第です。 そして、アマチュアの工具ヲタクということで、今回編集部さんより私もお声がけを頂戴した次第でした。 今回は持っている電動工具を全部船に持ち込んで持ってくるように!という編集部よりの指令が出ております。
そういう訳で、早朝に車から電動工具をいろいろ降ろし、台車に積み、船まで運んでおりました。重い工具が多いので数個づつ岸壁より船に運んでいる最中でした。
工具を持ち、船のデッキに乗った瞬間、
ボチャ~~~~~~~~ン!
という音が背後から!ゲッ!何が落ちた!!??と後ろを振り返ると・・・・
なんと台車が海に落ちかけています!!!!
慌てて駆け寄ると
電動工具数個が海の藻屑!!!!!!
ど、どっひゃーーーーーーー!
損害額・・・片手で収まらない程・・・。もう泣きそうです・・・・。
教訓:台車はロックをかけておきましょう。
もう泣いても手遅れなので、ブログネタが出来たとポジティブに考えます。爆。
そんな感じで出航。京浜運河界隈には横浜APECの為に普段よりも戦闘力?がありそうな巡視船が漂っていました。やっぱ臨時検査になるかな??と思ったのですが、こちらを双眼鏡でジ~~ッと覗きながらも通過させてくれてホッと一安心。
横浜港沖に出て巡航速度で一路八景島へ舵をとります。2400回転で19.5kt程度。排気の色も綺麗で冷却水もバンバン出ています。前オーナーから「若干排気が黒い気がするんだけど・・・まあ大丈夫だよ」という説明を受けており、「若干黒い」というのが妙に引っかかっておりました・・・。でも、これなら全く問題なし。予想をはるかに超えたコンディションで、結構な掘り出し物だった感じです。
それにしても・・・・ここ2年は一切ボートに乗っておらず、もっぱらヨットオンリーでした。ヨットに一度乗ってしまうと「そんなに早く目的地目指して・・・・意味有るの????」と、、感じるようになりました。
だが、久しぶりにボートに乗ってみると・・・これはこれで・・ですね。
ボート派・ヨット派の対立が色々なところで有りますが・・・改めて両者を見つめると、比較すること自体が無理がある気がします。
陸上の乗り物で例えると、ヨットは自転車なんですね。東京都心でも、暇を見つけてサイクリングしている人は沢山います。勿論自然環境抜群の中でサイクリングする方が楽しいのは事実だけど・・・都心でも十分楽しいものです。1~2時間程度、自宅周辺を乗っても楽しいものです。基本的には「目的地不要」なんですよね。 その気になれば日本一週だって出来る乗り物ですが、それはその過程を楽しむのであって、別に次の目的地に何時着こうが、そんなのは全く関係ないのですよね~。
一方、ボートは釣り船を除くと「RV車」みたいなもんです。都内をRV車でただ走っても楽しくないです。渋滞しちゃってるし景観悪いし。だから週末に遠出したくなる。その為には荷物満載して、大馬力エンジンで快適に高速道路を流したい。渋滞は嫌なので渋滞回避機能つきのカーナビは必須! 目的地まで速く快適に到着し、また、その間が快適であるか???
ボートとヨットはこれにソックリです。誰も自転車とRV車を比較する人は居ないでしょう・・・。ボートとヨットを比較しても、、、意味が無いよなぁ・・・と改めて感じました。
どちらか一つを選べと言われると、今現在だと「自転車」と答える私ですが、、、久しぶりに「RV」に乗ってみて、これはこれで非常に楽しく、二者択一は究極の選択だなぁと感じます。
さて、そんなことを思いつつ、30分ほどでYFCに到着。やはりRVは速い。。。
岡田さんにご挨拶していると、すぐに取材班も到着。そのまま取材に流れ込みました。

取材の内容は・・・ボート倶楽部、ボート倶楽部を宜しくお願いします(CMCMCM笑)
午後2時ごろまで取材が続き、結構いろいろと疲れました・・・。
ところでYFCってマリーナ内に海鮮レストランと露天風呂があるんですね!眺望もよさそうなので、今度は温泉目的で来ようかな?と思う一日でした。

コチラが海鮮レストランから見る眺望です。
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