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2011年3月

2011年3月29日 (火)

原発

私は専門家でも無いし、ましてや政治経済に精通してる訳でもない、ヨットの好きな何処にでもいるヲタクです。

なので、評論家めいたことを書くつもりもないです。

が!!!!!!

やっぱり恐れていたことが起こりました。

我が家はヒロシマ人家系ということもあり、核についてはナーバスでした。でも原発の構造や、どの程度危険なのかは上辺しか知りませんでした。勿論、今だって本当の危険を知る為には原理から勉強しなくては判らないし、所詮素人の頭でっかちで終わる程度なので、半ば本当の危険性を知ることを諦めている感すらあります。

でも・・・・・小さい頃から「いつか原発から放射能が漏れて、不毛の土地ができるのではないか???」と漠然と感じていました。

で!!!!!!!!!

起こったわけですよ。

さっき、産経を見ていたら「首相が原発の勉強をしたい・・・」と、原子力関係の視察をされたとか。。。。。

はあ。まあ、そうでしょう。政治のスペシャリストが物理科学の最先端を知ってるほうが変ですからね。

でも、事故以来の首相の行動を見てると、どの程度の危険性があるのか、実感として判っていなかったというのがミエミエです。例えばヒロシマ原爆が炸裂した後1ヶ月ぐらいの放射線と、今回の漏れのどちらがどの程度危険なのかとか・・・・・事故が起こる前に即答出来たのでしょうかね????法案作る国会議員の多くは

「んなこと知らん!」

ってのが本音なんじゃないでしょうか。(敢えてへりくだって謙遜しました)

そして、事故後、各種ブログやホームページを見てますと、「だからといって原発無くなったら電気なくなっちゃって困るじゃない」「共存共栄が必要」との論調が物凄く多い。

ほんとにいいのか?それで??

と、マジ思います。

今の日本のやってることは、金も無いのにカードで豪遊してるのと何ら変わらんと思うんですよね。だって、原発って将来ウン百年に渡ってゴミが出るんでしょ???
だれがそれを処理するのさ???幾ら費用が発生するのさ???本気で管理できるとでも思ってるの?????と思いますね。最後は地下ウン百メートルに埋めるらしいけど、、、え?管理できるってか???

んならトレンチとかの水を今すぐに処理して来い!!

僅か水深15mだよ!ヲイ!

ハァハァ。すみません、取り乱しました。

まあ、この辺りはどうでもいいです。私専門外だし、所詮風評レベルの情報から判断してますので本当の危険度はサッパリ判らんですから。

でもさ、、、、、

だって電気がないと困るから、原発は必要

って論調だけは、狂ってるとしか思えないのです。

戦中、戦後はジイサンに聞いただけなのでよく知らんが、あの頃、ニューヨークの町並みが物凄く華やかに見えたそうです。そりゃそうだよね。ジイサンは焼け野原のバラックの中。方や美女はべらせた摩天楼の街の下。そりゃ憧れますよ。

この憧れってのは大切で、国の豊かさの象徴になりますからね。その国の紙幣価値は、ある意味、憧れ度に連動もしてますよね。

が・・・・・・・本当にそれでいいのか????と感じますよ。

これからそれで本当によいのか????

私が思うのに

1000万ドルの夜景を元々持っていない国

1000万ドルの夜景で世界中から憧れを持たれている国

そんな中で

1000万ドルの夜景を持っているけど点灯しません。
だってムダですから!

と自ら主張してそれを使用しない国

こういう選択だってあって然るべきだと思うんだけど、どうなんだろ。

勿論、そうすると電力会社は損するでしょうし、経済構造変化も大変な事になる。それで飯を食えなくなる人も沢山出てくるでしょう。だから簡単には言えないのは判ってる。

だが、オレの子がジジイになるまで、我々が使った核のゴミを管理し、そしてそれが2042年に起こる関東中部大震災で漏れ出し、同時に浜岡原発から核水蒸気が飛散して関東関西が大打撃を受け、核の雨の中を怯えて暮らすような世界はまっぴらだね。それぐらいなら昭和初期に戻ってもいい。と思う。(勝手な想定だけど、想定の範囲だと思うね。浜岡原発は想定外の出来事と表明するだろうが。)

すみません、感情論ぶちまけました。

まあ、言いたいことは一つ。

カードで豪遊すると何が起こるか。

豪遊する為にはカードが必要なんだから仕方が無い。

いいのか、それでほんとに?

だから

そろそろ考えようよ。少しずつでいいからさ。
そして発言しようよ。オレの声なんてムダかもしれんがさ。
だがその波が広がって皆が考え出すと、
きっと何かが変わると思う。

その為に書きました。

炎上御免なので、反論あっても答えませんので悪しからず。

2011年3月28日 (月)

意外な展開に・・・・

大震災の後、色々と考えさせられるものがありました。
電気の使い方から、日々のなんでもない日常のありがたさ。
そして出来ることは成るべく早いうちにやってしまう事の大切さ。

そのような訳で趣味の世界にも多大な心境の変化がありました。

今まで自分は頑なに
「シングルハンド」
を守ってきました。
理由は、その方が楽だから。自分で決めて自分で好き勝手やる方が楽だから。
でも、、、、色々と考えることがあった2011年3月でした。

そんな中、友人が一緒にヨット維持に参加したいと言ってくれました。船の維持にもコストが掛かるので、その面からも有難いのも事実。

だが船を始めて15年ほどの間に、金銭トラブルでバラバラになった人たちを
散々見てきました。それもあってシングルハンド守ってきたのも事実です。

そこで、船はオーナーが用意する。メンテなども全てオーナーが維持管理する。
共同維持の方には「維持費」だけ負担していただいて、好きに乗ってもらう。
いわゆるオーナーとクルーの関係にはなりますが、そういう上下関係を作るのは
好きじゃないので、、、そうはしないようにするつもりです。
勿論、最高責任者として言いたくないキツイことを言わなきゃならないことも
あるでしょうが、それは海の掟と思っていただいて・・・。

一蓮托生という言葉があるけど、一つの船を舞台に一蓮托生な関係で
仲良くできれば、、、、そんな部分を願ってます。

但し、保管場所に関しては、友人の奥様を説得する意味においても、マリーナと呼ばれる場所に置くことが必要になりました。私も友人も自宅から一番近いマリーナであり、女性ウケも良い場所を勘案して・・・・ジャノー31はYBMに置く事にしました。
今のところ2名は決定。最大4-5名のチームになればと思ってます。

さて、そうすると、もう一つの今までの係留場所は・・・?

正直、ボートには天国なのですが、ヨットには厳しい場所なのです。

係留場所の入り口には橋がある。よってマスト起倒式改造が必要。

まあ、こんなこと、場所確保する前から判っていたことだけど・・・場所確保をスタートしたのは実に10年前。ヨットに転向して数年・・・。最終の意思確認があったのが2年ほど前だったので、正直なところマスト起倒改造を安易に考えていました。

でもヨットを知れば知るほど、マストを倒すことの欠点が目につくようになり・・。

だが、それを実際にやってみないと判らない点もあるし、折角仲間に加えてもらった今の係留場所の面々に「別の場所にヨット置くのでサイナラ」とは言えない現実がある・・・。

そこで、タダ同然で放出している小型ヨットを貰ってきて、実験艇にして保管する予定です。

実験艇でうまく運用できるなら、将来的にジャノーを持っていくこともできるし(相棒がウンというかは別問題だが)。やっぱり難しいなら、ボート愛好家に有効利用してもらった方が良い気もするし・・・。

 

そのような訳で来月早々にはYBMに廻航します。

人生何があるか判んないな・・・・・。先月までは、もう一生YBMとは縁が無いと思っていたのに・・・・・・・・出戻りとなりました。

2011年3月22日 (火)

嫁に・・・

昨日、ボートが嫁に出ました。
冷たい雨が降りしきる中、4名の新オーナーの手により、廻航されていきました。

このボートを手放すために各方面に売却依頼し、また自分自身も個人売買の為にセールスを頑張りましたが・・・この景気です。まったくといって良いほど反応なし。

個人売買では夜間に試乗、内見が続きました。本業よりハードだった・・・

そして晴れて正式契約を頂戴し契約書の取り交わしに至りました。廻航時に現金とフネを引き換えということで合意。

しかし、その契約3日後、大地震発生。横浜でも1.6mの津波。我が係留場所にも被害が若干出ましたが、激震地の事を思うと浮いているだけで幸せと思うべきでしょう・・。幸いなことに我が艇には直接の被害が出なく、ホッとしました。
ただ、4名の新オーナーさんの安否も判らず・・・そしてこの未曾有の状況では正式契約頂いたとしても、本当に引き取っていただけるのか???大変不安な思いも続きました。(しかしながら、今回の新オーナーさんはその点非常に紳士的で頭が下がる思いでした)

今回の売却は一生忘れられない思い出となりそうです。ウエル君、新オーナーの下で幸せに暮らしてください。。。

それにしても・・・久しぶりにボートを半年維持してみて思ったことですが、このサイズのボートの維持は私には無理だ・・。と悟りました。燃料代もそうだし、余りにも複雑なシステム故に常に維持管理が必要。その管理費用が捻出できません・・・・。10年以上前の独身貴族時代は平気で資金を突っ込んでましたが、、、今はどうにもなりましぇん・・・。
一度ヨット知ってしまうと、ボートは神経すり減らすという感じです・・。 ヨットは良い意味で「らくちん」です。5-6ktしか出ないフネの何が楽しいのとボート仲間より質問うけますが、5-6ktで楽しめるのは逆に大きなメリットかと。。
あ、勿論「ボートはだからダメなんだよ」だとか、そんなこと言ってるんじゃありませんよ、念のため

2011年3月16日 (水)

大地震の後・・・・

皆様、大地震後、ご無事にお過ごしでしょうか。

海関係の仲間からメールが回ってきて、大洗マリーナの写真を見て・・・絶句しました。

復興にむけて日本国民一丸で頑張ってまいりましょう・・・

さて、私の職場ですが、、、、薬局で働いておりまして、現在の医療は高度に電子化されており、PCが無いと全く仕事になりません。かといって被災といっても休むことは許されない・・・・。

そこで、最低限PC関連と、小さな照明だけは動くように自家発電装置を構築。

20110313_210834
なんのことはない、ヨットで使っていたバッテリとインバーターを組み合わせただけなんですが・・・・。

しかし、使ってみて、想像以上の使い勝手です。震災以降も永続使用しようかとも思ってます。

普段、電気が来ている時は、AC100Vにて充電器を充電しつつ、インバーターでPC類を動かしています。いざ停電になると100vは切れますが、12vのバッテリ電力でそのままpc駆動できます。超大型の無停電電源(UPS)という感じです。

Ups1

こんな感じで暫定設置。ごちゃっとしているので目隠し・・・

Ups2

ちょっと見えるけど・・・でも停電に関してみんな興味津々なので暫くは話題のネタに・・。

この状態で、マリンエアコン5000BTU、実測50A(DC12V)にて4時間ほどは駆動出来ていました。仕事に必要なPCは、最低でデスクトップPC1台、外付けHDD1台、インクジェットプリンタ3台、電話、FAX、光モデム、感熱プリンタ、レジ、ディスプレイ2台となっていますが、PCアイドル時で実測20Aちょっと。全てのプリンタが一斉に稼動して50Aというところでした。 なので、最低4時間、実際には6~7時間は使えそうです。
電気が回復したら充電器が働き、3時間程度で満充電まで持っていけます。
計画停電なら3時間もってくれればいいので、これで問題なく使えています。

最悪の状況にはポータブル発電機で対応予定・・・。

だが、インバーターで営業していろいろ考えさせられました。普段は何とも思わないクーリングファンやUSBハブのACアダプターをバッテリ節約の為に停止させたい衝動に駆られます。
店内の電気もそう。暫定で設置した蛍光灯1本でも営業できちゃうんですよね。企業として顧客確保の為には誘蛾灯?のような昼間のような明るさが必要なのは理解できます。。というか、私もそうしておりました。
が、、、、国民一人一人が「それは無駄だよ。悪だよ」と思えば不要なのかなとも思います。

原発は危険。だから排除すべき。

とは言いません。私も電気いっぱい使ってましたから。

だが、電気使うから仕方ないだろう。原発は絶対必要。

というと、そうは思えません。これは昔から思っていましたが、今回の原発事故で更に強く思うようになりました。そしてインバーターで営業してみて、如何に無駄な電力を垂れ流していたか???を痛感します。

例えばです。うちの屋上にソーラーパネルを敷き詰め、小型の風車などを併設すると、想像以上の電力発生します。ソーラー高いじゃん・・・っていう問題はあれど、全ての建物の屋根をソーラーにする前提で作れば、相当安くなるんじゃないですかねぇ?
実際、以前YBMにいる頃、夏季には2~3日に一度の割合で夜間ヨットに滞在してましたが、50wのソーラーパネル一枚で、一度も充電せずに夏季を乗り切れましたから。

なんにせよ、いい機会だと思います。車だって一昔前はリッター5が当然だったのが、いまやクラウンでさえリッター10近く走るようになりました。きっかけはプリウスでした。
原発があんなことになって、、、、皆で今一度真剣に考える良い機会だと感じます。

2011年3月12日 (土)

大地震

突然の大地震が起きました。現地被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

当方神奈川県在住で、職場にて地震に遭いました。棚が倒れた程度で人的被害なども無かったのが不幸中の幸いでした。

東京湾横浜にて1.6mの津波が観測されたとの報道を知りましたが、
湾内係留されている同志の皆様および船の安否が大変に気になります。

当方も船を確認したいところですが、危険なので近づくのを自粛しております。

なにはともあれ、一刻も早い復興を願うばかりです。

2011年3月11日 (金)

決めた!!

実のところ、今まで書いてきたことは「取らぬ狸の皮算用」で、ボートが処分できることを前提に色々見させてもらっていました。そうしないと最低販売価格を設定出来ないのでね。

ですが、ボート売却が全然決まらない。。。一体何人の客に見てもらったのだろう・・・・正直言って精神的に疲れてきました。

その間、次のヨットを空想することで紛らわせて来ました。

CC32、ジャノー31、他の34ft、、散々悩みましたが、34ftはやはり大きすぎるのでパス。そしてボートが売れた時点でCCとジャノーが残っていたらジャノーを。売れちゃっていたらCCを。そう結論を出し・・・売れるのを夢見てました。

売れる日は突然やってくるもので、今週初めに決定して頂きました。

そして昨日、ジャノー31の正式な商談および価格交渉に現地に行ってきました。

具体的な価格は避けますが・・・・・販売会社さんのスループジョンBさんが大変親切に対応してくださり、当方の希望も叶えてくださいました。 ほぼフルオプションの艇ですが、更にスルハルコックを交換し、更に調子の悪いフルオートウインドラスを新品交換して納艇・・・という条件を出していただき無事合意に至りました。正直夢のような内容です。

ジャノー31サンオデッセイ 進水は2ヶ月ぐらい先になりそうですが・・・再びヨットの世界に戻ることが出来て感慨深いです。

ヨッティーな皆様、「****号」と共に今後とも宜しくお願い致します。(名前はまだ無い・・)

続いてジャノー31サンオデッセイ

続いてジャノー31サンオデッセイを見に・・・・・。

おお、、、これは、、、なかなか、、、超イイじゃん!

って、CC32と同じ感想ですが、、、「いい」のベクトルがちょっと違います。

何と言うか、、、ボートショーで展示されているジャノーを見ているときのような
「いいじゃん」みたいな感覚です。こういう艇って乗ったことが無いので
余計に新鮮に感じてしまいました。

Dsc_4022
内装は一般的には余り好まれないらしいコの字のソファー。対面にフルサイズのギャレー。36ftあたりになると、ギャレーの前の通路に移動式の椅子が備わり、皆でテーブルを囲むようなアコモディションになるようですが、、、31だとこれが限界でしょうね。

でも、、これがツボに来ちゃったんですね~~~~。というのも、ヨット乗っていて困るのが、バウのVバースにアクセスする際、テーブル畳まないと行けないですよね。しかし、何かしらテーブルに物が置いてあることが多いのが事実。結局Vバースは使われなくなってしまう・・・。これ、今までの自分の経験でそうでした。しかし、この作りなら前から後ろまで自由に動き回れる・・・。左舷にソファが欲しい時は、自作で折りたたみ補助椅子作ればいいしですし・・・。

Dsc_4039
後方を眺めるとこんな感じ。
基本シングルでの航行なので、コの字型ダイネッティでも何ら不満ありません。テーブル下げるとダブルサイズのボンクになるのも、ある意味実用的。

そして何より、ドアの形とかシートの作りこみ、戸棚、チャートテーブルなどの細々したのが、「イッツ、ジャノーでざいん」という感じで、ワクワク度が思い切り高まりました。
チームの色も濃すぎず薄すぎず好みという感じ。ステップの塗装が少し剥げてましたが、その他の木部は新艇の雰囲気を保っていると言ってよいほど綺麗そのものです。

デッキに出ると、これまたオーソドックスな各艤装と配置。ティラーを足の股に挟み、メインシートとジブシートを一人で十分に操作可能という感じ。それでいてコクピットに4人は楽勝のサイズ・・・。ブームはコンパニオンウェイまでしか伸びていないので、コクピットに全面オーニング掛けられるのも夏場は嬉しい限り・・・・。

そして驚くことに、本当にフル装備。
例えばハーケンのベアリングラフカーとか、ベアリングジブカー!とか。クルージング艇で初めて見ました・・・。

大穴の34と比べるとやや小ぶりだけど、、、マストを見上げると、31ftが限界のようにも感じます。(毎度倒さなきゃならないので。) それに、必要十二分のサイズだし、何時も気軽に即出航!と考えるなら、大きいの選択すると後悔しそうな気も・・・・・。

ジャノーvsCC32 どちらかより選ぶことになりそうです。

CC32下見。

業者さんに頼んで、CC32の売り物件見せてもらいました。

ほう、、、これは、、、いやなんとも、、、、イイ!!!!

私のCC30-1世、2世と比べて段違いに程度がいい。というか、基本の作りこみがかなり違うのに気が付きました。 

CC30は元々日本ノーティックがトランパーN301Tという名前で登場。
その後ステップマリンに社名変更しCC30に船名も変更。
更にその後、ストレッチタイプのCC32に変更。
総合200隻進水してるとのことです。

CC32は、CC30で気になっていたところが、ほぼ対策されていました。特にキャビンの内装が非常に美しく手が込んでいると感じました・・・
P1010679
こちらがCC32内装です。塗装の仕上げも1段クオリティアップしてます。バウのバルクヘッドが非常に嬉しい。オリジナルのCC30はDsc_4386 こんな感じでした。
蛇足ながらN301T初期型は
Img_0307 って、写真にすると大差無いように見えますね

この他、ラットステアリングポストもステンレスの金の掛かった作りになってました。舵系、エンジンも手入れ良さそうで、かなりいい感じ・・・・

ただ、ネックとして、マストファーラー装備。
勿論、この船ならば大歓迎する方向の艤装だとは思うんですが・・・・
そこまで堕落(お使いの方、失礼!)して良いのだろうか・・・・という気も・・・・。
また、マストファーラーは壊れた時が云々とうわさを聞きますし・・・(あくまで噂で使用経験者の声って聞いたことないので判んないですが)

でも価格もかなりお買い得な設定されていました。
うーーん、と後ろ髪引かれながらも、暫し熟慮することに・・・・。

さて、次・・・

次のヨット、実のところ、もう3択で絞っています。

 本命 CC30

 対抗馬 ジャノー31サンオデッセイ

 大穴34ftクラス。

まずCC30。どんだけ好きやねん!と突っ込み入りそうですが・・・やっぱ名艇です。(自分の中で。)
特にシングルハンドにおいてはヘルムステーションが船体中央近くのデッキ面にあるので、マストへも3歩。バウへも平らなデッキを走って行ける。これが本当に魅力的です。
反面、普通のヨットのドックハウスの上に座るような形になるので、ブームパンチが心配です。
Noutic30no3 写真は私のCC30 1世
そのためにCC30は年々改良を受けて都合3種類のマストが存在するようです。最終型はドックハウスの上に立ってようやく目線の高さにブームが存在します。
その理由から、セイル面積が後期方ほど小さく、また受風中心が上にあがるので、性能的にはマイナスになるのが玉に瑕・・・。自分が今まで乗った1型は、そこそこ走ってくれて大きな不満は感じなかったのですが・・・後ろから同サイズの普通のヨットに抜かされると悔しいのも事実だったりします。

そこで対抗馬で普通のヨットの王道ともいえるジャノー31。現行の30iや、前モデルに比べると、極端にスタンが広くなく、現在の水準の「クルージング艇」に比べると、走りも居住性も重視した実にスタンダードな作りになってる気がします。
Dsc_4056
なぜジャノー?といいますと、、、、昔からの刷り込みなんでしょうね。フランス勢のポイントポイントのお洒落度合いがプレジャーな乗り物心をくすぐります。ジャノー、ジャヌーという響きもいいじゃないですか。(もう完全に主観・・・) ヨットに興味持った時から、何時かはジャノーという気持ちもありました。(何時かはスワンと言わないのが庶民です)。ま、ジャノーベネトウを毛嫌いする方もいらっしゃるのは存じてますが、、、個人的にはそんな言葉も気にならないほど憧れてます。だって、、、太平洋長距離航行とかしないもん・・・。乗り手のスキルからして出来ないし。。。長くても2泊の航行なので、普段使いで良く走ってくれれば別段いいと思ってますし・・・・。外洋艇のタフさは無いけど、乗る人が乗るとそこそこ速いってのも嬉しいところだと感じてます。

大穴として34ft。どうせ買うなら・・・・。(置き場代は今の契約だと30も34も同一なので。)
航行中も安定しているというし・・・・・。
しかし、ボートショーや様々中古艇でデッキに上がると、、、聳え立つマストを見てやはり腰が引けます。そして、一番の問題として我が船溜りはマストを若干倒せる改造が必要・・・・。34となると、その労力と心労が半端じゃなくなりそう・・・・・。その点がひっかかります。


2011年3月 9日 (水)

売れたぁ・・・・

今回はきつかった・・・・・余りにもキツイ作業が続きました。。。が・・・・
ゆうべボートの嫁入り先が見つかり、契約書にサイン頂戴しました。
内金も一部頂戴したので、もうこれで大丈夫だとは思いますが
現金見るまで判んないのがこの世界・・・
大変実直かつ安心できそうな買主様でしたので、大丈夫だとは思うのですが。。

なんにしても少し肩の荷が少しおりました。

今回思ったことですが、今後、個人売買は自粛しようと思っています。
たとえ仲介手数料が相当掛かったとしても、業者依頼の方が色々な面で
安心できると感じました・・・・。

さあ、ボートが嫁に旅立ったら、次は再びヨットのことを考えられます。
あぁ、うれしいなぁ・・・。

次なる艇は・・・・今一度CC30探すか!?
それとも・・・・帆走性能がもう少し高く、形もオーソドックスなのにするか!?
悩んでます。。

2011年3月 4日 (金)

格安!船底清掃

格安!船底清掃!の広告につられて・・・・
というわけではないですが、
http://homepage3.nifty.com/be-wave/
こちらのページの「ビーウェイブ」さんに船底清掃を依頼しました。
理由は、お客様にご試乗および回航の為に、船底掃除しないと本来の性能が出ないからです。

普段は別の会社にお願いしていたのですが、大きな潜水工事が入り当面出来ないと断わられてしまいました。あらら、残念。。。

そこでネットで検索したら上記の会社がヒット。
早速電話を入れ・・・しかも無茶なお願いを。

「突然で申し訳ないけど、明日か明後日お願いできないか???」
電話したのは夕刻6時でした。
しかし
「じゃあ、明日の朝一番でどうですか?」と快諾を頂戴しお願いすることに。

翌日・・・・・

ドライスーツを着て潜ってくださいました。

凡そ2時間ほどで綺麗綺麗にしてくださいました。
しかも作業をデジカメで撮影してくださいます。
清掃前、清掃後、そしてシャフトやペラの状態、ジンクの状態もとてもよく判りました。

潜水士の方に幾つか質問したのですが・・・
「船底塗料がぬってあるので、表面を軽く掬うようにヘラで撫でてます。これで十分取れますし、船底塗料も極力いためない様に気をつけてます。でも、性能アップの為に!と言うならば、グラスウールスポンジ使って磨きこみますよ。(料金変わらず。)」
との事でした。
ペラに関しては航行しても取れない付着物はこそぎ落とすしか無いようです。当然ペラの塗料が剥がれますが・・・どのみち付着物ついたままだとまともに走らないのだから仕方ないことですね。

気になる料金は、出張料その他すべて含めて15750円! 3時間弱の作業でこれは安い。と思います。また、大変人当たりがよく、実直な方で安心感もてました。次の作業にも是非お願いするつもりです。(わたし、個人的にこの会社と何のつながりも無いけど、その丁寧親切な対応にPRしちゃいますよ~~~~~~。)
大田区大森の会社ですので、東京湾奥なら殆ど大丈夫みたいです。
みなさまもお一つ如何???

あと、これは同じ船たまりの先輩船長に聞いたのですが、その船長、一般的なプレジャー乗りとして平均的な出航回数かな?月に1~2回というところ。
ですが、船底塗料を塗ってから今年で丸3年目だそうです。
船底清掃塗っても、半年もすると目に見えて速度落ちますよね。常にベストを保つには年に2度塗らないとダメだと思います。
が、、、その船長は3ヶ月に1度程度、自分で潜って船底を掃除してます。もぐって掃除すると、ほぼ船底塗装塗りたての時と同じ速度でますので、こっちの方が安上がりかも・・・。
例えば3ヶ月に1度潜ってもらうと1年で15000*4=60000円。船底塗装しても、半年目からは速力落ち始め、燃費も悪化すること考えると、かなりお得な気がします。

残念・・・

残念ながら、前レスで書いたお客様は清水の舞台から飛び降りを躊躇されてしまいキャンセルとなってしまいました。。。ううむ残念。でも気持ちはとてもよく判ります。まさに海のものとも陸のものとも判らない世界ですからねぇ・・・。

気を取り直して、オークションにて個人売買をスタートしたら・・・
今度は嬉しいほどの猛烈な反響。表には書けない価格に決断した甲斐がありました。
ほぼ毎晩下見にご案内の日々となりました。
決めていただけると良いのですが・・・。まあなかなかそうは問屋は卸さない

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