水周り修繕 その4
カラン、ポンプ周りの水漏れが無くなったので、今度は水タンクの清掃に入りました。
一度タンク外して清掃するといいのですが・・・流石に面倒。
そこで、水を数度出し入れし、最後にハイター・ミルトンなどの塩素系漂白剤で殺菌しようと考えてました。尚、ハイターですが、正確にいうと次亜塩素酸ナトリウムが成分の漂白剤です。ここでキッチンハイター使うと大変な事になります。何故かというと洗剤(界面活性剤)が入っているので濯ぎが大変なんですね・・・。単純に次亜塩素酸ナトリウムが一番です。ミルトン辺りを少し濃いめに調整してタンクにブチこみ、そのままクルーズに出かけて帰ったら3~4回水を入れ替えると、殆どの匂い取れるんですよね。あとは定期的に(年に2度程度)殺菌消毒すると安全な水として使うこと出来ると思います。(かといって、飲みたくないので、あくまで食器洗いまでにしています)
さて、そういう訳で一度タンクに水を満水にしました。そんな中・・・「あれ・・・この船のタンクってステン?FRP??そして何処にあるんだ???」と、基本的な事を調べていないことに気がつきました。
メインサロンのソファー下のビスをとってみると・・・・
予想に反してビニール製で御座いました。。。
これなら取り出して洗えるかも・・・・?
そう思ってホースを外せるか観察してみると・・・
今度はこっから水漏れしてるーーーーー!!!
今度はちょっと根が深そうです。
金属やプラスチックと違って相手がビニールです。高トルク掛けて力技でパッキン押さえるのも出来ないような気がします。
恐らく新艇からの部品でしょうから17年経過している訳で・・・寿命の予感がします・・・。
何にしても取り外し、船外で清掃をしてみました。
そしたら意外な事に結構しっかりとしております。
金具を思い切り締め付けたら漏水も取り敢えず収まった気がします。
が・・・・・・・船側の漏水跡を見ると・・・・
木部はまだしっかりしていますが、この漏水が度重なるとヤバイでしょう。
そしてこの場所はキャビンの椅子の下という場所。ゴールデンポイントに水タンク置きたくないなぁ・・・・・というのが本心です。
コックッピット横ストア(船倉)内に比較的中途半端なデッドスペースがあるので、トリムが変わらない程度のタンクを新設しようか・・・・?という気になってきました。
だが、新品水タンク買うような予算が無い。。。
折角漏水と戦ってきて後一歩だというのに、、、、暫くギャレーは使えないままになりそうです。
しかし、、、考えてみると、全ての配管接続箇所の増し締め、全ての機材分解オーバーホール又は新品交換・・・。配管いじらなかったところは一つも無いという結果となりました。ほんとに船は壊れますね。。。
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コメント
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ホームセンターに売っている20Lか40Lのタック、またはポリタンクを改造して使えないですかね?そしたら安くすむし、簡単に取り出せて洗えるじゃない?
投稿: 宝星 | 2011年5月 4日 (水) 23時46分
宝星さん、こんにちは。
40Lというのがあるのですか。それ、いいですね。
私も最初灯油用(20リットル)のキャップに細工し、簡単に取り外せるようにして設置しようかとも考えたのですが、20リットルだと電動ポンプで2分ちょっとで空になるため、40リットルぐらいのポリタンクがあればなぁ・・・と思っておりました。
汎用で安いポリタンクが使えるならば、汚れてカビや藻が生えても新品交換できますものね。
ちょっとネットで探してみます。
投稿: 迷走船長Lumy | 2011年5月 5日 (木) 23時44分