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2011年10月

2011年10月27日 (木)

無線局免許状

あ~~~。オシリが痛い日々が続いております。
オペをして2週間・・・出血最大期を迎えるとのことで今が一番痛いらしい・・・。
オペそのものは想像以上の無痛手術だったが、、、その後の日常生活が結構辛いです。
私は日帰りオペを選択したのですが、、、、痔のオペをされる方は、旧来通りに1週間入院とかの方が楽かもです。

そんな訳でヨットおあずけの日々です。全治1-2か月と主治医はおっしゃるが、今の痛みと出血を考えるとホンマかいな?と不安な日々が

さて、そんな中、待ち侘びた無線局免許状が届きました。

どんなのか?というと

Dsc_5873
こんな感じで船舶検査証書とソックリな作りです。

ところで今回免許を申請する理由はレーダーも免許が必要だったからでした。

しかし、先輩船長にアドバイスを頂きました。

「レーダー申請する際に将来VHFが欲しい思いがあるならば、一番安いハンディ国際VHF買って、同時申請した方がかなり安くつく」

正直なところ、その理由がよく判らず・・・また、申請書を書くときには専門用語が多数あり、無線に興味がない方だと虐めに近い内容と感じました。

そこで、総務省に電話してみたら・・・・ほんと、手取り足取り詳しく教えてくださいました。

そこで知ったトリビアを幾つかご紹介・・・・・

  • VHFは船舶局というくくりになる。
  • レーダーは無線航行移動局というくくりになり、別種の免許となる。
  • VHF+レーダーは、船舶局となる。
  • 船舶局の免許を一度とれば、後日2台目のVHFやレーダーなどを追加しても、変更申請だけで済む。変更申請には手数料は掛からない。
  • 一方、レーダー単体で免許を取ると、無線航行移動局免許となる。これに後日VHFを加えると船舶局という免許に変わる為、一度廃止し、新たに船舶局を新規開局する必要が出てくる。 結局、レーダー開局時手数料が無駄だし、免許申請も1ヶ月以上掛かるので時間もかなり無駄になる。
  • なお、船舶局(VHFをベースとした局)の手数料は、何台無線機を搭載していても、その船の中で一番出力の大きい無線機(レーダーを除く)一台分の手数料で良いことになってる。

ということで、時間も無駄になりそうなので、ヤフーオークションでハンディ国際VHFをゲット、さらに先輩船長から中古AISトランスポンダを格安で譲って貰えることになり、レーダーと同時開局としました。

しか~~~し。。。国際VHFを購入し免許を受けたは良いが、ワタシは3級海上特殊無線技師免許持ってない。 爆。。。。(でも、船の無線局免許状を取得する方法はあり。)

これじゃイカンので、KAIZ誌主催の3海特講習会も同時申し込みをしておきました。

来月の頭に丸一日拘束され座学を受けるとのこと。
うう、、、、円座布団を持っていかないとオシリが耐えられそうに無いっす。

2011年10月13日 (木)

痛いイタイ痛いイタイ痛い

久しぶりの二日酔いになる程の深酒が原因か・・・?

寒くなってきたのに潜水したのが原因か・・・・??

長時間デッキに座っていたのが原因か・・・・・・???

久しぶりのロングクルーズでの緊張ストレスが原因か・・・・・・・・・????

ロングクルーズでトイレのリズムが変わったのが原因か・・・・・・・・・?????

もしくはその全ての合成の為か?????

「おしりのイタイ病」になってしまいました。

って、20年来の友でもあるんですが・・・突然に謀反起こされたような感じ。

15年前、急性発作で某大学病院で診てもらった際、「注射するのも、メス入れるのも、似たような痛みだから・・・チョコッと切って血栓取るだけの手術だから、麻酔いらないよね?」とドクターに言われ・・・そう言われたら「はい」としか言えず・・・・

おしりの穴に無麻酔でメスを突き刺された経験のあるワタシ。。。

よく、刀傷とか、銃弾で撃たれた時とか、「熱いものが体内を突き抜け火傷したような感じ」とかいいますが、まさにそんな感じでした。術後、外傷性ショックでその場に倒れこみました。。。

その怖さから、それ以降はなんとか薬で散らしてきましたが、今回はラチがあかず。。。。

来週手術となりました。

「一度縫うので、術後1カ月の間は稀に大出血を起こす可能性があるので、その場合は即救急車呼ぶか、ちかければ病院に直行」と脅されたので、ちょっとフネで出港は自粛します。。。

1-2か月の間、船系のネタが減りそうです。。。

しかし、、、こんな内容をブログネタにしてしまう自分って・・・・

2011年10月11日 (火)

泊まりでのクルーズ

泊まりがけで船で何処かに行く・・・・・
残念ながら、今までそのような時間的余裕が無く、憧れだけで終わっていました。
10年以上昔の独身時代にボートにてやっていただけ。

そんな生活の中で、10年ぶり?に泊まりでクルーズに出る機会に恵まれました。

今回は東京湾マリーナ時代のお隣さんKO船長と一緒に「出てから考えよう」という感じで気ままな船旅となりました。

P1020226
KO船長は、偶然にもワタシと同業者。。。免許取得して30年近いベテランさま。
いろいろとノウハウ教えてもらいながら、楽しい船旅です。

さて、マリーナを出航後、まずは「竹岡漁港」を目指すことに。順調に行けば3時間程度の船旅です。

竹岡漁港には、昔からのボート仲間が当日集まるとのことで、久しぶりに(5年、6年??)自分のフネで合流する事になりました。

竹岡までの海は波も穏やか、ブロードリーチにて5-6ktキープという快適な走りです。
連休ですので、途中の漁場では、猛烈な数の遊漁船が出ており、フリーの走りだというのにジグザグ航行にて進んでいきます。。。

P1020229
そうしてフネは浦賀水道に。浦賀水道南側出口を本船に注意しながら直角に横断・・・。
この場所は何時もながらに怖いです。当日もひっきりなしに本船が通過していました。

航路横断し、30分も走れば竹岡漁港に・・・・。

事前にGPSに竹岡漁港をプロットしていたので、何の問題も無く入港できたのですが・・・

入ってみると何かが違う。。。

ミートする筈の僚艇も居ない。。。

先に入っているはずなのにおかしい・・・・・・・

GPSを見ると「竹岡漁港」と書いてある。間違いは無いはず????

ミート予定の僚艇船長に電話すると

「あ~~~~、、、そこじゃない。すぐ隣の天羽漁港って方。通称竹岡って言ってるんだけど・・・ごめん、竹岡じゃないんだ」とのこと。。。あっちゃあ。。。。

一度外に出て1マイルほど南下すると、本来のミートポイントがありました。

しっかし、入り口も中の状況もソックリ。双子の漁港という感じで、5年以上前に来た自分は全く気が付きませんでした。お恥ずかしい限り。。。

P1020251


僚艇(といっても、ボートという異種格闘技状態)に横抱きさせてもらい無事係留完了。

竹岡漁港横の「竹岡マリーナ」にて宴会開始。

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このメンバーの中に自分のフネで参加するのは本当に久しぶり。なんというか「帰ってきたんだな・・・」という懐かしさと共に、大変に楽しい時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。

ボートの僚艇は日帰り組みで、みなさま先にお帰りに。

残った我々は残り物を更に頂き・・・かなり酔っ払いました。。

P1020233
フネに戻り、二人とも日没まで意識無くしました・・・・・

深夜バウVバースの中で再び目が覚めました。
アルコール酔いはほぼ覚めたものの、持病の鞭打ち後遺症で首筋が凝り、強烈な頭痛がしています。
薬飲もうかな・・・と思いつつ、うつらうつらしていると、突然風が上がり始め、フネが揺れ始めました。
頭痛の時の揺れは結構堪えまして、段々と気持ち悪くなり、、、、やばい、船酔いです。

デッキに上がり、薬を飲み、夜風に当たって船酔いを覚まそうとしましたが、どうにもキツく、岸壁で寝ようかな・・?とか真剣に考え始めたその瞬間・・・

ポツポツポツ・・・ドザッ~~~
と、強烈な雨が。。。。

天気予報では「どう転んでも全国的に秋晴れです」と言っていたのに・・・気象予報士に逆恨み状態の気分になりました。

もはや岸壁に避難するも出来ず・・・仕方なく船内に。

揺れの一番少ないだろうキール直上の床の上に寝転んでやり過ごすことに。

ここで新たな発見。。。。理屈どおりではあるのですが、キール直上の重心位置は殆ど揺れないんですね。Vバースとは雲泥の差です。今度から寝るときはココにしよう・・・。

薬も効き始め、再び深い眠りにハマり、気が付くと夜が明けていました。

クルーズ先でこんなに酔ったのは初めてです。。。船酔いってかなりキツイものですね~。

さて翌朝

P1020247
朝靄が立ちこめる神秘的な雰囲気。

でも腹は減るという現実。

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テキトーにレトルト食品を温め、朝食の用意。こんなモノでも海の上では何故かメチャクチャ美味しいのが不思議です。

天気予報をネットで拾い、本日の状況を見ると、午後には秋晴れが戻り、暑くなるでしょう・・・風は穏やかでしょう・・・・。ううむ・・・ヨットには良いのか悪いのか??

取り敢えず、今日は保田に向かいましょう。と、決定し、午前9時に出航。

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今日はかなり霞が掛かり、視程が非常に悪いですが、1時間ほど走ると浮島が見えてきました。

明鐘岬沖定置網と保田定置網を注意深く見ながら、保田漁港へ・・・・

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無事、保田に到着。竹岡より1時間30分のショートクルーズでした。

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海の色がエメラルドグリーンに輝いてました。東京湾からちょっと出た程度なのに随分違うものです。

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上陸後、朝とれ寿司で有名な「ばんや」へGO。

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ばんやはかなりの人気が出ていて、駐車場も満杯。まだ10時半だというのに、入り口では長蛇の列です。

でも、採れ立てネタにビックボリュームで激安価格。。。なるほど、人気になる筈です。

午後12時45分、再び出航。

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朝とは一転して空は快晴。久しぶりに夏の陽気が戻ったような感じです。

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再び平島・明鐘岬沖定置網をかわし、横浜へ舵を・・・・。しかしご覧の通りベッタベタの凪。セイル出しても全然進みません。

久しぶりにエンジンに頼り、2500回転5.5ktで進むことに。

ところで、出航前日、ボンベ背負ってペラのチェックに潜りました。

1ヶ月半ほど前に素潜りでペラを綺麗にはしましたが、既に養殖場になりかかっています。

「ペラクリン」を塗っておいたはずですが、もう完全に役に立っていません。スクレパーで地金が出るまでキレイキレイにしました。ついでにシャフトなども全部綺麗に。

すると、先週までは2800回転で3kt台だったのが倍程速度が伸びました。更には振動が殆ど無くなりました・・・・。

次に船底清掃に上げる時にはペラクリンを徹底注意の上に塗ってみようと決意・・・。

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浦賀水道に近づき、金谷フェリーなどを避けつつ一路北上。

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浦賀1番ブイを通過し、浦賀航路横断完了すると、気分が随分軽くなります。
あとは慣れた道を北上・・・・

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午後3時過ぎ・・・・ちょっと前まではこの時間は直射日光に浴びると病気になるのでは?と思うほどの強烈な日差しでしたが・・・・10月に入ると、もう日没まですぐという感じです。
季節は一気に冬に向かいますね。何ともセンチな気分になる秋の夕暮れ・・・・

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そして午後4時、YBMに到着・・・・短くも長いクルーズの幕が降りました。

それにしても久しぶりの宿泊クルーズでした。5年以上ご無沙汰だった房総半島巡り(といっても、定番コースですが・・・)が出来たのは感慨深いもがありました。

ちょっと船酔いで死にそうになり、辛いときもあったけど、凄く楽しかった。今度は伊豆半島目指して行きましょう。とKO船長と話つつ、明日の活力を充電できました。

KO船長、湾奥クラブの皆様、お世話になりました~。

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