2012ボートショー開幕
パシフィコ横浜にてボートショー開幕しました。
今年はフローティング部門は別会場になり、YBMでの開催となりました。
今日はマイアミの香りがします!(行ったこと無いけど)
ボートは殆ど見ずで、もっぱらヨットだけを見てきました。
でも手軽なサイズはジャノー30ぐらいしか出ていませんでちょっとサビシイ。。
今、自分が乗っているのがジャノー31サンオデッセイ。その後、モデルチェンジを3回繰り返し、現在はジャノー30iに。。(正確には30iのご先祖様はジャノー29サンオデッセイ)
やっぱり3回もモデルチェンジ繰り返すとモダンになりますね。
3世代前と明らかに違うのが、スターンの幅・・・。ミジップあたりのビーム幅はほぼ同一なのにスターンは明らかに違う。これだけ広ければラットも置けるんだなぁとちょっと羨ましかったり。(でも私の場合はシングルハンドが多いので、結局はティラー仕様に落ち着くのですが)
随分モダンになりました。でもデザインはそれぞれ好き好きありますよね。なので個人的意見は割愛。 ただ、ショー展示の全ての艇がそうでしたが、床板のストライプ合板は全て塩ビプリントなんですね。大量生産と耐久性考えるとそうなっちゃうんでしょうね・・・。
さて次にババリアだったかデヘラーだったか忘れましたが・・・コンパニオンウエイハッチが開き戸になってました。実はこれと全く同じ造作をDIYで作ろうと思っていたので大変参考になりました。万が一のオーバーロールやノックダウンジの水圧に耐えられるかという疑問な部分があるけれど・・・でも普段は刺し板を外しっぱなしになってる現実があるので(ダメなのはわかってるんだけど)・・・・・それぐらいならばコチラの方が安全かと。常に閉められるし。。。
冬場は冷気が入らないし、夏場は蚊の侵入を極力カット出来るので、今年の夏までに自作した一品です。
蚊といえば、非常に良いものが出展されてました
ハッチの周りに取り付けるだけで済むロールカーテン兼網戸。
こんな感じで一発で網戸モードに。非常に作りも良く、物欲刺激しました。
次に、軟弱な私を魅了するバウスラスター群・・・・
うちのサイズにはこんなもの不要だ!
帆走が遅くなる!
壊れる箇所が増大する!
と、まあ、色々な意見はあろうかと思いますが、、、、
今年1年を通じ、いい風が吹いているのにシングルハンドだとどうやっても離岸出来ず、出航を諦めたことが何度もありました。後進離岸した後、狭い水路の中で風上方向へバウを振るのですが、強い季節風に押されて、まっすぐ後進することも間々ならず。一度は事故直前まで行ってしまいました。クルーが居れば何てこと無い話なんですが・・・。
一方、楽々出れる日は風もそこそこって事でヨットとして面白みに欠けます。
なので、出航率を上げる為にマジで欲しくなっています。。軟弱といわれようとも欲しいものは欲しい。爆!
お値段を考えなければ、こんな感じのリトラクタブル式もあるようです。。が、ちょっと現実的じゃない価格・・・・・。
各社色々聞いてみると
「うちはガラス混入コンポジット樹脂ハウジングの為、電蝕しないし、実は金属より強いですよ」
とか
「うちは剛性あげるために全てをブロンズで作ってます。樹脂ハウジングのものとは強度が違います」
とか、、、
まあ、各社、結構お互いを意識しあって販売しているなという感じでした。
そんな中、どのメーカーも共通して言っていた事は
「取り付けは整備業者に問い合わせてください。工賃はマチマチです」
という答え。うーーん・・・ここが一番知りたいところなんですけどね。
正直、バウスラ本体の価格はダクロンメインセイルより安いぐらいです。
でも工賃はその倍、下手すると3倍?とも聞きます故。。。
そんな中で、「外付けスラスタ」なるものも展示されてました。
この製品、事前に興味があり、ネットでメーカーホームページやら海外使用者の掲示板などから情報集めしていました。
すると結構評判が良い。見るからに抵抗になりそうな形ですが、メーカーのきちんとした実験によると、トンネル部分が極小ゆえ、一般スラスタよりも抵抗が少ないそうです。その抵抗値たるや、フォールディングペラと同等というから凄いものです。
ただ・・・横から見ると投影面積が大きいです・・・ということはバウトリムと同じ事になるのではないかと・・・。このあたりが問題無ければDIY取り付けも可能なので、かなーり興味を持ってます・・・。
« シュラウドベアリング?の製作 | トップページ | 八景島クルーズ »
「ヨット」カテゴリの記事
- ニュージェネレーションアンカーとアンカーロープ&チェーンのテスト(2016.11.18)
- ヨット教室(2016.04.25)
- ケンノスケデザイン・・なるほどねぇ(2016.04.04)
- 初期整備(2016.04.04)
- 突然ですが・・・・(2016.04.04)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
・・・・・目の毒ですね、肥やしになりますけれど、現実的に稼ぎが・・・追いつきません。
ボロ船でも、手入れして乗れば、この不景気に、これを購入できる御仁が現れるのか?
しかし、金持ちはいますね、宝くじでも当たれば、買えるかも、しかし、家内に見つかり没収されるだろうし、床板の塩ビプリント、耐久性ありますか、表面が剥げれば、ただのベニヤ・・・始末が悪い、
床板はやはりチーク板を6mmぐらいのを貼った合板、傷が付けば、カンナで削れるし、たまにニスを濡れ場OK、
しかし、バウスラ欲しい装備ですね、・・・・・ため息です。
先にリモコン片付けます。
投稿: K・S | 2012年3月 2日 (金) 14時40分
初日に早速行かれたのですね。
明日行ってきます。
そういえば去年のボートショーのときに集まった船仲間に画像を見せて「こんな船があるよ」と持ちかけてDiva購入が決まったのでした。
投稿: Diva | 2012年3月 3日 (土) 11時27分
K.Sさん、こんにちは。
新艇、、、オーナーになれたらきっと気分がいいんでしょうね~。
でも新艇もシェイクダウン終わるまでは結構いろいろ出るみたいだし、
標準の艤装品が全て自分に合っている艇なんて無いでしょうから
どうせイジリ倒す事になると思うと・・・・・中古でいいやみたいな。
(って、買えませんけど。ええ。笑)
Divaさん、こんにちは。
ボートショー、年々小さくなっていく感じでサビシイ限りではありますが・・・
でも行くとやっぱり楽しいです
フローティング部門に関しては、例年の揺れる横浜会場に比べ、今年はマリーナ内なので静かでゆっくりと見れました。ちょっと離れているのが玉に瑕ですが^_^;
そういえば、、、あれから丁度1年ですよね。
契約直後311で一体どうなるんだ?とお互い震撼という感じでしたよね。笑。
水素爆発直後の豪雨の下、、、雨の中カッパ着て出航作業をしたのが鮮烈に記憶に残ってます。
投稿: Adagio | 2012年3月 3日 (土) 12時27分