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2013年4月

2013年4月21日 (日)

お隣のフネのティラーカバーを修理

お隣の艇のラットカバーの固定ヒモが劣化しており補修したいとのことで・・・・・
ミシン男子の練習台の餌食にさせていただきました。

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長年の風と直射日光で見るも無残な状態に・・・。対してベース材料はサンブレラで殆ど痛んでいません。改めてみるとサンブレラって凄いもんなんですねぇ。

ヒモの部分をテープ&プラ金具に改造させてもらいます。

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生まれてはじめてのテープを縫いつけ作業。縫うこと自体は簡単だっけど見た目をよくしようと思うと色々と難しいものがありました。

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途中、ミシンモーターがググググゥと悲鳴をあげました。サンブレラが7枚重ねで、元々縫ってある部分が経年変化で硬く固着していてモーターのパワーでは進めませんでした。(こわごわとゆっくりやってるのでトルクが出ていないのかもしれませんが・・・)
壊したら嫌なので手回しで進めてみると、思いっきり力入れないと針が刺さらない。
布が硬いのか、針が太いのか、、、いろんな理由があろうとは思いますが、ミシン屋さんが
「無茶だけはしないでくださいね。あなたの使用目的を伺うと、場合によって職業用ミシンの性能超えるような材料が相手になる可能性もありそうですから」
と言ってましたが・・・なるほどね。こういう事ですが。
 ミシン購入時、職業用として最も有名な「JUKIのシュプールシリーズ」にしようと思ったのですが、ミシン屋店長が「金額はほぼ一緒だけど、市販されてる職業用ミシンの中ではジューキのエクシムプロEP9500が最もパワーがあります。(ジャノメHS-80のOEM。)その分重くてゴツくなるけど、男性の方なら問題ないでしょう。工業用に最も近い職業用ですし、基本構造がシッカリしているので、私は個人的にはこっちが好きです」と言ってましたので、お勧めのままに購入しました。 こういう経緯があるので、ミシンの限界超える状況来ても安心できます。初心者にはプロショップは頼りになるなと実感です。

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ベルトの端なども縫い合わせ完成。 ビミョウーに歪んだ縫い目とかあったりしますが・・Ki船長、許してください~。。。今度の休みに持って行きます。

プロの作ったものを補修というのは非常に非常に勉強になりますね。弱った糸を解いて再び縫うので、縫い代とか布の末端処理とか「そうか~、こうするのか~」というのが凄くよく判ります。 さてと、、、、練習台の次の餌食は・・・・

2013年4月20日 (土)

ミシン男子 誕生

家庭科経験ゼロ

ボタン付けしかしたことない

こんな中年男子がミシン男子デビューしました。

今まで漠然と「好きな形のカバーとかが作れれば楽しいだろうなぁ」と思い、何となくデパートのミシン売り場に目が行ったことはありますが、ミシンを見ても一体何が何なのかサッパリ想像すらも出来ないでいました。

しかし、今回破れそうな布関係が山のようにあり・・・・修理代考えるなら勉強代と思ってミシンに充てるか・・・・と思い・・・・・

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思い切ってミシンデビューしました。

しっかし、ミシンの本読んでも、ミシン関係のサイト見ても「暗号」のようです。何言ってんだか単語の意味すら理解出来ない。まるで外国語の本読んでいるよう・・・。

だが、調べると結構面白そうなのです。また、いつの間にか「ミシンそのもの」に興味が移っていきました。だって、メカの塊でワクワクするんですよ。

調べていくうちに多くの方が同じ事を言っているのに気がつきました

  • 最初は誰もが家庭用の一番小さいのを買うが、職業用ミシンが欲しくなる
  • ミシン業界は「闇」がある。ぼったくり業者が横行している
  • メーカーに家電のような修理サービスを期待するな。信頼できる店での対面販売が基本の業界だ

ということのようです。

教えを守り?その道のプロの出入りするショップに相談に行き、ショップの店長のミシンバカ(勿論良い意味で)に感動し、また信じられない低価格を提示され(全くの新製品が50?60?70%OFFという世界)、ミシンのミの字も知らないド素人が職業用ミシンを購入という、おバカなミシン男子が誕生しました。(どーなるんだろう)

しかし、この行動に嫁さんが呆れてました。「あんたバカじゃないの?」って顔してました・・・

呪い殺されそうで怖かったので罪滅ぼし?に、とりあえず子供の電子オルガンのカバーを作ってみました。って、山の神は「お布施(げんきん)」でしか除霊出来ないのは知ってるんですけどね・・・・まぁ気は心・・・・・。

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洋裁関係の人が見たら笑っちゃうような出来だと思うんだけど、生まれて初めてミシンに対面し、20分後にはコレが出来ていた事実を考えると・・・・ミシンって凄いものです。

ところで、初めて縫ってみて・・・・メチャクチャ面白いです!

ヨットをイジるのと全く同じ種類の面白さがありますね。物づくりに共通のワクワク感といいますか????各地に洋裁教室なるものが沢山存在し、ハマる人がいるのが判ります。しかし、女性はエンジンバラシとかに興味持たないですが、、、理由が判らんですね。全く同じ種類の楽しさと感じたんだけど・・・。

閑話休題

今回、ド素人が職業用ミシンに踏み切ったのは、「屋外テントなどに使用する太目の耐紫外線糸を使ってみたい」とミシン屋に相談したら目の前で実演してくれ、太目の工業針の使える職業用ミシンの優位性がド素人ミシン男子にも判ったからでした。

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こちらがサンブレラ用の工業糸。#20サイズ糸で推薦針は#19です。#19針は職業用はおろか、工業用ミシンじゃないと付かないサイズなので、職業用で装着可能な#18針で使ってみると問題なく(かどうか判らんですが)縫うこと出来ました。入手はサンブレラ通販で有名な木下資材さんから購入。

でも!!!!今にして思えば、家庭用ミシンで使えるジーンズなどの補修糸(何処でも売ってるポリエステル製の「シャッペスパン#30」とか)で良かったかもです。なぜなら、劣化したらまた直せばいいんですから。 ミシン未体験の時は「耐久性があって欲しい」と思ったけど、補強で縫うだけなら至極簡単なのだと体験してみて初めて気が付きました。でもそうは言っても破れて欲しくない場所にはこの糸だと安心感は高いですけどね。ま、知識と体験が広がった勉強代と考えれば安いもんとしましょう。それこそ携帯電話買うより安いですから>ミシン。

さて、その「補修だけなら至極簡単」の件ですが、、、ラットカバーの糸が紫外線でボロボロになってました。先のオルガンカバーの後にいよいよ本番ということで縫ってみました。

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白の点々はボロボロになったオリジナル糸。その横1mmぐらいのところを上の写真の糸で縫っていきます。 ど素人ですが、殆どミシンが勝手に仕事してくれる感じで、直径1mのラットの円周一周を1分程度で縫い終わっちゃいました。仕上がりの良さは正直自分には知識がなく判断つかないけど、全然綺麗じゃん、、と個人的には感じました。

しかしそれにしても面白いです>ミシン

それに加え、メカとして美しい>ミシン

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これを見てるだけでご飯3杯行けますぜ。(って変態でしょうか)

2013年4月17日 (水)

オートパイロット トラックモードの不具合の情報追加

以前から何度か

ナブネット3Dのトラックモードと、レイマリンのSPX-5のトラックモードの連動が出来ずエラーが出る。

と書きましたが、新情報を得ました。

コアパック(心臓部の制御ユニット)はSPX-5ですが、コントローラーに新型のp70ユニットを使用し、SeatalkNG(NMEA2000)経由で接続したら問題なく動きました。
70
また、別の艇で上位機種のSPX-30&p70を搭載している船長さんから、ナブネット考えているとのことで、私のユニットを全部持ち込みテストしてみたところ、そちらでも問題なく連動できました。

これにより、どうやら少し前まで標準でついていたコントローラー「ST6002タイプ」(下写真)がバグを抱えていたように思われます。(想像です)
St6002


2013年4月 8日 (月)

外付けスラスタEXTURN180s 実地テスト

テストと言っても使用記程度です

さて、外づけスラスタ・・・どの位の風速まで使えるのか心配でした。

そこで先日、ある程度風のある日にテストしてみました。

運河で流れ・波の無い状態で、恐らく風速10mぐらいでしょうか?
風速計が無いので何とも言えませんが、言葉で表すとこんな風です。

「風を正面に受け、顔に強く風を感じ髪の毛がバサバサと逆立つ。
耳にも風が入る感じでボウボウゴウゴウと風の音が五月蝿い。
全身で少し風圧を感じ足に僅かに力を入れ正対するぐらいの力を感じる。
ズボン(チノパン)の裾がバタバタと旗の様にたなびく。
ベアポールのフネが静止状態においてアビームから風を受け、風圧で少しヒールをする。(5度ぐらい?)」

という風です。

先日、春一番が吹き荒れた日、桟橋に係留された別の艇の風速計で、体感と風速を暫く比べてみたのですが、その時の感じからして凡そ10~11mぐらいだと思われました。

この状態において、アビームで風を受けた際にスラスタを使って風と平衡状態でした。風下にも落とされず、かといって登れず、風を真横に受けながらフネが平行移動してました。

うちのマリーナ(東京湾マリーナ)は運河内で建物に囲まれたマリーナなので、凡そ外の風の半分の数値を示します。(前のフネのときに風速計で見比べた結果。)
なので、桟橋で10mも吹いている日は外は20m近くの猛烈な状況なので絶対出る訳ないです。

ということで、今のマリーナならば、ほぼ全ての日にバウスラの恩恵受けられそうなのが判りました。

尚、上記の場合、「風を真横に受けたテスト」です。

正面~45度ぐらいまでは受風面積が小さいのでもっとイケる筈です。ただ、そのようなテスト日がなかなか無い・・・・・

ですが、4/7に全国的に爆風をもたらした爆弾低気圧でテストすることが出来ました。
4/8日曜日、東京地方は台風一過の晴天ですが、都内高速道路が至る所で通行止めになるような爆風でした。千葉で35mを記録したとニュースで言ってました。
この時、桟橋では030方位から風を受ける状態でした。

この状態で、猛烈なブローが入っても、極端にバウが落とされることは無かったです。ブローが過ぎ去り、普通の強風(って変な日本語。。)になると元の位置に風上に戻れました。

ざっくりした感想ですが、コンスタントに10m以上吹き続けなければ、風の弱い時(といっても10mぐらいまで)を見計らえば十分に機能するような感じです。

以上、勝手な感想でした~。

2013/8加筆

風向風速計を取り付けましたので、マリーナの外の風通しのよい波の無い海面でアビームに風を受けた状態でのテストしてみました。

マストトップと海面の風速は微妙に違うのが予想されますが・・・マストトップのセンサーにて

  14kt  余裕で風上に回転OK

  16kt  まだまだ余裕ありそう

という感じでした。尚、春に装着しペラクリンを塗布し、8月にテストをしていますのである程度実践的な数値かな?と思ってます。

今後、20ktオーバーの時に気が付いたらテストして加筆したく思います。

トイレ整備

手動マリントイレが水漏れ激しく、また見た目も劣化が激しいので電動トイレに交換することに決意しました。

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選んだのは格安で有名なTMCマリントイレ。ジャブスコ互換タイプということらしいです。
今までに何回か買ったことがあるのですが、特に安かろう悪かろうの部分が無いので今回もチョイスしました。

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ネット広告では表側の写真はよく見るので割愛して裏側の写真を・・・・。
また、綺麗なうちに一度分解して中身を見ましたが、ジャブスコのとほぼ同じ構造でした。だが「互換」とはいきませんね。配管のサイズも違うしパーツの形も違う。
構造は一緒だけど互換性は無かったです。

尚、今回は家庭用サイズの「ラージボウル仕様」をチョイス。
自分はちょっとお腹がヘタレで結構使うんですよ・・大きいの・・・。。。。

あと、どうせ交換するならと思い、配管も一新。
その際、今まで気になっていたベントループをつけてみようかと。

さて、何時もながらにトイレの修理は嫌なもの。
その為、トイレにパイプ洗剤をぶち込んで配管の中に入れ、スルハルバルブを閉じて暫く放置しておきました。
その後十分にリンスして先日行った船底清掃の際に配管を外して乾燥しておきました。
更についでと言っちゃ何ですが、徹底的に清掃した上、トイレの壁と床のカビの生えたシリコンシーラントを剥離して打ち直しておきました。これだけで随分見た目の印象が変わりました。

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次に配管を交換するついでにベントループ入れてみました。

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こちら純正のループ。ここにサイフォンブレークなるものを・・・。

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こちらが挿入後です。取り付ける前まで、一体どのような構造になってるのか不思議でしたが、頂点の部分に空気用のワンウエイバルブとして鳥のくちばしみたいな形をした2枚のゴム弁が入っていました。
外から空気は入るけど、中からは水圧かかると漏れない仕組みです。

本当にもれないのか不安でしたが、完成後テストすると一滴も漏れません。ゴム弁が劣化したり、潮が結晶化すると微妙に漏れ出しそうですが、簡単に外して清掃できるのでまあよしとします。

あと、こういう弁構造なので、スルハルと吸入ポンプの間に入れると、ポンプを回すとエアを吸っちゃいます。その防止策として説明書には電磁石で強制的に弁を塞ぐ「ソレノイド」がオプションであるので使ってくれとなっていますが、、、日本ジャブスコにも本国取り寄せ品で在庫なしとのこと。ウエストマリンカタログにも載ってません。

仕方ないので省略しようかな・・・と思いつつも、サイフォン現象で水が入る心配があるのが以前から気持ち悪かった・・・・どうしても付けたい・・・・・。

そこで色々考えていて、ふとひらめきました。

「そうだ。ポンプの後に入れりゃいいのではないか」と。

つまり スルハルバルブ>トイレ吸入口>サイフォンブレーク(ベントループ)>便器の清掃水吐出口  と接続してみました。

結果、大成功。配管が倍に増えますが、安心感は数倍に増えました

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デジカメ持つのもイヤな手の汚れ具合だったので、一気に完成写真まですっ飛びます。。

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家庭用サイズと同じラージボウル、なかなか良いです。
ち○ち○もちゃんと入ります


トイレが無いと心配だったのですが、なんとか春までに一件落着。これで一杯できます。(なにが?)


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