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2013年7月 9日 (火)

匂うニオウ臭う 強制換気してみよう。

更新、間が空いてしまいました。。。。

さて、航行後、キャビンに軽油とオイルの混じった臭いが漂います。
先日までオイルがダダ漏れ、軽油もポタポタと漏れていたので、それが原因と思っていたのですが・・・・それを修理しても匂います。ううむ・・・・。

この香り・・・だめなんざんす、わたし。船酔いの原因になっちゃうので・・・。

そこで、手持ちの4インチサイズのマリン用ダクトファンをつけて換気してみました。

が、、、、

ぢつに五月蝿い!

帆走中ブオーーンと耳障りこの上ない。

そして消費電力が半端無い。4~5Aほど流れているようです。

ボートに付ける分には非常に良いんだけど、ヨットにはちょっと・・・・・・・・。

ネガキャンになっちゃうので商品名は出さないですが、白くて5千円ぐらいで買えてダクトの中間につけられる米国製の商品です。。。

さて、ではどうしよう・・・・五月蝿いの我慢するか・・・・・でも4Aオーバーというのはちょっと・・・・。

そこで、国産のトイレ用ダクトファンをドイトで買ってみました。

1111

ただし100v用・・・・。そこで車のシガーライターに差し込める小さなインバーター(120w)で駆動。

インバータを介し消費電流12V1.5A。うん、これぐらいならギリギリ我慢できるかも。。

騒音は・・・動いているのか判らないほど超静かです。
その分、マリン用の風量とは比較にならないほど大人しい・・・こんなんで実用になるのか?という感じです。

でもまあやってみました。

P1030996
ダクトはエンジンの上に配管。そしてこのダクトの途中にファンを挿入。

さてテスト航行・・・・・・・。

うむ、1時間航行しても全くと言って良いほど匂わない。
そして帆走中に駆動しても全く音は聞こえないし、デッキの上でもファン排気の臭いも気にならない。

エンジン停止して1時間ほどしてからファンを止めてみました。
エンジンはまだまだ熱を持っています。これではやはり臭いが上がってくるかも・・・・・
と思いましたが大成功。エンジン停止後1時間ぐらいで止めればエンジン臭いは
キャビンに出ないことが判りました。

ただ、1時間後にファンを止めるなんて・・・・・物忘れ激しい私のオツムには重荷デス。

そこで、エンジンパネルキーをOFFしたら1時間後にOFFになるタイマーを自作。
と、、、思ったんですが正直カッタルイ。また、1時間というのが私には結構難しく・・・有名な汎用タイマ555などだと5分10分はいいんですが、1時間駆動というのは誤差が大変らしく。。。
そこで、安い汎用タイマーが無いかをヤフーオークションで物色。
するとPIC(小さな小さなコンピューター)を使用したタイマーを半オーダーメイドで作ってくれる方が出品されてました。値段も2000円程度と非常に良心的。

よし、落札。ぽちっとな。

これを挿入し、無用な電力消費も抑えることが出来ました。

エンジン臭いにお困りの方・・・ご参考になれば・・・。

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DIYと整備」カテゴリの記事

コメント

エンジンルームの換気、DCブロアーが付いてます、勝手に動いて、・・・・エンジンを掛けて航行中、
座席の横の排気口から、生暖かい排気が出てます。
発電機の絡みがあり、室温40度で回る、回路を取り付けましたが、これはなかなか、作動しません、
エンジン・発電機の吸気の方が勝ってる見たいです、係留中は、僅かですが臭います。
来たら、強制的に30分ほど、タイマーで回しています。
キャビンはバッテリースイッチが入れば、廻り放しです。陸電ACです。航行中は発電機です。
バッテリーを使いのは、エンジン始動のセル・給水ポンプ・トイレです。常時充電させてます。

こんにちはK.Sさん。
そちらのフネは沢山ブロワーが付いているようですね。
思った以上にブロワって効果があるの判りました。

DIVAのブロアー壊れていて動かないのですが、船検の時期になってなってしまいどうしようかと思っていました。もともとの配線はまともにDC来てないしやる気も失せていたところにいいもの見せていただきました。
安い、耐久性あり、100V、これならエンジンルームの照明から配線をとってオナン動いているときに常に動作するようにすればいいや。
検査は100Vで通るかわからないが・・・
エンジン動かす前の換気だからダメかな~そこまで調べないか・・・
船内の軽油臭さ解消にいいですね。

こんにちはDIVAさん。

ヨットと違ってモーターボートの場合のブロアはちょっと話が違ってくる場合あるのでご注意を・・・・
モーターボートの場合、ブロアの理由は大きくわけると3つでしょうか。
 1)放熱換気用
 2)エンジン燃焼用エア確保
 3)爆発防止用
の3つです。
免許取得の時にエンジン始動前点検で「ブロアオン」というのが有ったと思いますが、それは3)の意味合いです。
もしこの場合はスパークプロテクトといって火花などが散らない密閉構造になっているブロアじゃないと危険になります。汎用のブロアはこの点がダメな場合が多いので注意が必要です。
 ただしDIVAさんはガソリン艇じゃないので、この点はそれほど気にしなくて良いと思います。

さて、ではDIVAさんのブロアは何用かというと1)か2)です。1)ならば私の使ったようなブロアでも少しは役に立つかもしれませんが(実際は容量が小さすぎて辛いもしれません)、2)の場合は全く逆に悪影響及ぼします。
大型ターボエンジン搭載艇の場合、想像以上の燃焼空気を必要としますが、かといって船舶の場合、水密確保を換気口を大きく開けられません。どのぐらいの空気が必要かというと・・・恐ろしく膨大な量になります。4ストエンジンの場合、排気量cc*回転数/2*ターボの圧力 の計算になるので・・・兎に角想像を絶する空気量が。。。
だが空気口がそんなに大きくない場合は必要空気を確保する為に「圧入」します。これをしないと酸欠になって混合気が相対的に薄くなり、燃焼温度と排気温度が上がり、、、ピストンが溶けるとかの重大トラブル引き起こすことがままあります。
なので、大型エンジン運転時はファンで排気方向は危険な場合も多いので何卒ご注意をください。。。
尚、私の体験では、ボルボTAMD71A*2搭載艇に乗っていたとき、アイドリング時に圧入ブロアをオンすると、空気圧で機関室のドアがロックしないと吹っ飛びました。が、、、その状態でターボが利き始めると、今度は減圧になり機関室のドアを開けるのにかなりの力が要りました。「こんなに大きな圧力差が生じるんだ」と驚いた記憶があります。
蛇足になりますが、廻航屋の中にはエンジンの調子を音で確認するのと同時に、ファンの能力が劣化してる可能性を考え、エンジン床板を剥いで巡航する方もいらっしゃるらしいです。

ご参考になれば・・・

こんにちは
船検的にはエンジン始動しないと動かないブロアーという点ですでにダメだと思っていましたが、スパークプロテクトまで考えもしませんでした。
1㎡/MINの排気なのでエンジンに影響を及ぼすほどではないと思いますが、桁違いの必要空気量でエンジン稼動時には逆流することになりそうですね。ACが来ているときは常時ONでいいやとコンセントにさしておきましたが(すでに昨日設置しました)スイッチつけてOFFできるようにしようと思います。
クルージング先でエンジンを止めてオナンだけのときにエンジンの熱と軽油臭さを排出するのが一番の目的なのでトイレファンはそれには最適です。
圧入ブロアとは初めて聞きました。まあ、20年以上現状で使っていた船なので必要でしたら歴代オーナーが設置されていると思うのでこの船はなくてもいいとおもっておりますが・・
昨日のエンジンの試運転でも左のターボが疲労ぎみで負荷がかかるったり10分ほど走るとブースト圧が落ちてしまうらしく回転が落ちて黒煙はいてしまいます。(一度回転落としてあげると復活する)
エンジンルームの蓋をしめた瞬間に落ちたりもしたときもあったので空気は決して満足いく状態ではないのかもしれません。
前のオーナーのとき同じような症状があったら原因と対処した箇所などの情報いただけると非常にありがたいです。(現在オイル、オイルフィルター交換済み、エアフィルターなし)

どうもこんにちは

>クルージング先でエンジンを止めてオナンだけのときにエンジンの熱と軽油臭さを排出するのが一番の目的なのでトイレファンはそれには最適です。

そうですね。うちの艇も同じような感じでしたが、昨日の海の日ドップリとクルージングしてきたのですが、一切機械の臭いは入ってこなく効果抜群でした。


>前のオーナーのとき同じような症状があったら原因と対処した箇所などの情報

この件はごめんなさい、差し上げられる程の詳しい情報が無く・・・・
ただ、長期乗らない後にご経験されたようなトラブルが過去にあったらしいです。一度それで分解修理かけて普通に走るように回復したようです。もう随分前(5~6年前)の話だったと思いますが、、、、また再発したんですかね。

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