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2013年7月16日 (火)

海の日クルーズ

まとまった連休が取れない生活の中、唯一の夏の連休「海の日」がやってきました。

今年もまた夏休みは予想通り無しになったので、この連休が事実上の夏休みです。sports

家族の方は子供が林間学校なので家族サービス放免にもなり、海に放たれる許しを得ましたnote

さて、何処に行こう・・・・と思うもの、海の日ですからきっと何処も混雑してるでしょう。

でも青い海を見たかったので、三浦先端方向のマリーナなどにゲストの受け入れを聞いてみましたが、どこもこの日は混雑が予想され予約不可。。。。
千葉側の係留情報を調べてみると、富浦がとんでもない事になっているのを始め、ヨットの入れるところが非常に少なくなっている模様・・・・・。

結局、定番の保田漁港へ行くことに決定。

ただ、桟橋が確保できるか心配です。

そこで、夜走り、早朝到着し場所押さえすることに。

 7/13(土)
  昼過ぎまで仕事
  1800 出港準備完了させ睡眠薬飲んで就寝
  2300 起床。出航
 7/14(日)
  0600 保田着・仮眠
  1100 起き出して保田散策・保田宿泊
 7/15(月)
  0400 保田発
  0700 YBM着 YBMで友人とミート
  1300 YBM発
  1700 東京湾マリーナ帰着

という予定。
乗組員は・・・・まあ何時もの如く一人です。自分の予定すら立たないので、事前に複数人数に声を掛けるのが難しく・・・結局ぶらり一人旅

さて、そういう訳で土曜の深夜2300出発。
この日に備え、ここ2ヶ月急ピッチでレーダー・GPS・VHF・オーパイを整備し免許も取得。
今のフネになって初めての実戦使用であり、テスト航行でもあります。

ところでここ数日、東京は連日35度を記録し、観測史上最強だとか???
でも夜は流石に気持ちよく、、、夜間クルーズはこの時期にはもってこいですね。

当日、殆ど新月に近く、しかも曇りなのでかなり暗い海です。
P1040326 夜の海に浮かぶ羽田の着陸誘導灯を撮影したのですが・・・揺れる船の上じゃ撮影無理っすね。ということで、今回写真が極端に少ないです・・・。

荒川から東京湾を南下し、風の塔~木更津航路入り口~中の瀬南側をレーダーワッチにより航行。この界隈は刺し網なども無い為、船舶の存在だけ気にしていればよいのでレーダーワッチが大変有効です。

ところで「夜、浮遊物が見えなくてぶつかったら・・・」という心配は多大にありますが、、、でも先日新聞を賑せたクジラに衝突したE号の例では無いですが、半浮遊物は昼間だって見えません。。。いや、、、ワッチを軽視している訳ではなく、見えないものは見えないです。

尚、ああいう事故があると日本人は「無謀だ」「自ら無謀した奴を税金で助けるとは何事」という風潮になりますが・・・・正論ではありますが釈然としません。。。そういうこと言ったら成人病まっしぐらの食生活をして節制もせず、いざ倒れて救急車を呼ぶのは「自ら無謀な生活を送る奴を税金で助ける」にならないのか?と感じますし、、、フネに限らずサイクリングだってトレッキングだって通勤通学だって偶発の事故は付き物な訳で、それを否定していたら何にも出来ないのでは?と感じます。某E号のS船長が記者会見で謝っていましたが、私としては複雑な気分でした。(流石業界人であり衝突映像を沈没直前に回収するなど冷静且つ流石の対応だと思いますが、、そうしなければ世間が許さない風潮に複雑な気分・・・)

ゴメンナサイ、余談でした。

さて夜間航行。
夜光虫でブルーに光る航跡・・・・
昼と違い静かで雑種船が全く居ない東京湾・・・・
遠くには宝石箱散りばめたような都心の夜景・・・・

ウーン、キモチイイ・・・・・・・・。

時折睡魔に襲われつつもキッチンタイマーを5分毎にセット。アラームが鳴ったらすぐに再セットを繰り返し、万が一の居眠りに備え・・・且つ5分以内に危険が無いことをレーダーワッチで確認したら、時折確信的に5分夢の中を航行・・・・

空が白み始めるころ、フネは東京湾浦賀水道千葉側に入ってました。

朝6時、保田沖。

予想通り出航してくるヨットが多数見えます。
「ヨシッ、確実に桟橋が空いている」と安堵。

0630 着岸

着岸後、睡魔に襲われ、そのままクオーターバースで就寝。

4時間ほど寝たでしょうか。異様な暑さで目が覚めました。

1000 船内温度30度越え。

暑くてたまらないので入港手続きを兼ねて事務所へ上陸。
が、陸上は更に暑い!コンクリートの照り返しが半端無い!!!

涼を求めて保田漁港名物の「ばんや食堂」へ。

が、、こちらは朝だというのに人人人。。。気温も暑いが
人の熱気は更に・・・・。
とても一人で朝食という雰囲気じゃありません。

そこで今回搭載してきた折り畳み自転車を引っ張り出し、海沿いを南下してみました。

お隣の勝山漁港までサイクリングしたのですが・・・もう暑いなんてもんじゃありません。
体感温度40度?って感じを受けます。路面からの照り返しが兎に角凄く、ジリジリジリジリと鉄板焼きの肉になった気分・・・・。

でも景色は抜群
Dsc03149 普段はこんな場所をサイクリングなんて出来ないので異国に来た気分。

また海辺の街は
Dsc03151 なんともいい雰囲気です。

が、、、、、暑い!

兎に角半端じゃない暑さ。後で知るのですが、またもや35度超えていた模様です。

サイクリングしても涼を取るような場所が全く見つかりません。
これじゃまだ海の上の方が涼しいのに気が付き船にUターン。

先日とりつけたビミニの下で涼をとりました。
Dsc03140 だが、、この黒いテント地というのは遠赤外線効果抜群で熱線がじりじりと伝わってきてこれまた暑い!!白にすりゃよかったです。(が、白はすぐ汚れるしなぁ)

そこで海に飛び込み体温を下げ、ビミニの下で昼寝して・・を繰り返し。

そんなことをしていたら、寝不足か船酔いか、、、もしかして熱中症の初期か・・???
頭痛がし始め気持ち悪くなる始末。薬を飲んでデッキに横たわるも、保田漁港の微妙な揺れで軽い船酔い状態になるのか頭痛が治まらない・・・・・。

1600 暑さにメゲはじめ、頭痛に悩まされ・・・こんなこと明日の朝まで続けると熱中症になる!!と思い、突然の出航を決意。
今から帰れば23時ごろには母港へ戻れる。。。
戻ってどうするんだ?という事はその時は考えもしなく、突然飛び起きて出航という感じとなりました。

でも、これが一人旅のいいところでもあります。。。同時に、あの暑さの中を一人で暇つぶしする辛さというのも・・・・まあ一人旅の醍醐味ということにしておきましょうcoldsweats01

さて1600保田出航。
外は殆ど無風でベッタベタの海。
機走で北上し浦賀水道を目指します。

1700浦賀水道に入ったところ、急に風が強くなってきてこのクルーズ中貴重なセーリングに移行。
だが、この風、、天気の急変を思わせる何とも嫌な風です。

そうしていると、北方の水平線がどんどん黒くなっていき、急速に積乱雲が成長していくのが目に見えます。

1800 第2カイホ付近。 行く手が更に暗くなります。これは一雨あるか?

P1040331
そう思った瞬間、強烈な稲妻が・・・・・。

それを皮切りに横浜界隈と思われる方向に至る所に神の矢が降り注ぎます。

海の上で見る雷は半端なく怖い。
この恐怖は筆舌に尽くせないです。
なんというか、、、、自然の恐怖に太刀打ち出来ない人間の小ささを感じる瞬間といいますか。

毎年この時期に横浜で雷雨となると、それが東に移動します。ということは、東京湾の中で雷雨の真下に行く可能性が・・・・・

ちょっとばかり命の危険を感じます。波風なら対応しようがあるが、落雷はどうにもならない・・・・。うーん・・・・。

暫し迷い・・・・避難場所を考えると・・・・付近には浦賀しか無い。

夏場特有の数時間で消える雷雲だからそのまま行ってもきっと雷雲が先に通過すると思う。

が・・・・楽観視して失敗すること何度もあったし・・・・・

時間は1800.ええい、迷ってると日没となり魚網の危険を冒しての入港となる。

浦賀避難決定!!
本船が連なる浦賀航路を果敢に横断。
そして浦賀へ一目散。。。

事前に念のためと道程中の要所に避難港への経路を海図とGPSプロッタに引いておいたので夜間入港も多分大丈夫ですが、ここは入り口に細かなボンテンが沢山あるので、暗い中踏んだらと思うと気が気じゃありません。太陽が落ちるのと競争という感じで先を急ぎます。

1915 魚網視認がギリギリのタイミングで湾の奥へ避難成功。
この辺りでポツポツと雨が降ってきて、黒い雲がこちらのほうまで伸びてきている感じがします。
でも海の上で一人避雷針を立てるよりも、山やビルのある中に居る方が落雷の可能性は何万倍も下がるでしょう・・・・。

尚、以前、自分の艇のお隣に落雷があり、燃えて廃船になった事件を経験しました。
また、今のマリーナでも他のヨットに落雷がありました。
少なくとも自分のヨットの5m隣に落雷の経験があるので・・・どうもリアルに考えてしまうんです。

さて、、、、本日はこのまま浦賀にて就寝し、翌朝4時に移動開始を決断。

元々の予定は明日はYBMに寄ってから昼過ぎに母港へ目指すことにしてましたが、天気予報を取ると明日も本日と同じく夕刻に雷雨の予報。
また同じ失敗を繰り返す可能性あるので、明日は早朝出航し、そのまま母港へ戻る事にします。

その夜は浦賀で静かな夜を過ごし・・・・

あけて0400出航

P1040333
青い朝靄の中、母港を目指します。

この後は特に記憶に残ることも無い平穏なクルーズ、、いや「機走」。
P1040338
終始この風で、殆ど帆走出来ずの海の日クルーズになりました。

P1040340
0830母港沖の東京ゲートブリッジまで到達。

0930母港桟橋到着

熱中症??船酔い???で頭痛が酷いし、全然帆走出来ない海の日でしたが、終わってしまえばまた行きたくなるのが不思議です。

なんやかんやで楽しい旅行とあいなりました。ちゃんちゃん。

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コメント

雷は本当に怖いですね。
わたしも数年前この時期横須賀沖で雷に会いました。幸いにも陸地にはバチバチ落ちていましたが海には1回も落ちませんでした。あの恐怖は忘れられないですね。
夜間航行をシングルでするなんて度胸ありますね。
私にはとてもできない・・・出来るようになりたいけど・・・

雷はホンマに・・・・・くわばらくわばら。。。。
でも夜間航行はクセになりますよー。非日常感がとても気持ちよいです。happy01

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