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2014年3月

2014年3月19日 (水)

ビミニ改造

今まで、ウエストマリン製の激安ビミニを使っていました。

P1040791
骨組みと天布一式で実売5万ぐらい。半端無いコストパフォーマンスです。
ただ、安いのにはある程度訳がありました。
ヒンジがプラスチックだったり、フレームが22mmアルミパイプ差込組み立て式だったりでグニャグニャなんですよね。かといって実用上問題あるかといえば・・・余り問題なし。
前に乗っていた船にも同じ物を取り付けてましたが、新オーナーに代わりすぐ横に係留されていますが、丸3年経過して問題出てません。

が・・・・・365日張りっ放しだと心配なのも事実です。特に大雨降ったときにテントに水が溜まり、フレームが大きくしなるのです。そのまま潰れそうで夏場の夕立の時にフネを離れるのが心配でした。

そこでフレームをステンで作り直そうと思い、、、、丸2年が経過
実用上問題なく使用できてるので勿体無くて。
でもこの3年使ってみて夏場に熱中症の危険が圧倒的に減るのを体感したので、金を注ぎ込んでも惜しくないと感じ、シーズンイン前に全面補修することに決定です。

まず、フレームですが、同じ物を鉄工所に持ち込んで作ってもらおうと色々聞いてみたのですが・・・・普通の曲げ加工と違い、受けてくれるところが非常に少なかったです。なんでもベンダーマシンが一般曲げ加工とは別になるとか。
受けてくれるところがあったにしても、思った以上に高価でした。

うーん・・・と悩み、マリン業界で有名なリガーに見積もりをとったところ、鉄工所より少し高いものの、流石に専門業者だけあって話しがサクサク進みます。部材もマリングレードを当然のように使用しますし、非常に懇切丁寧な対応してくれたので正式発注を・・・。

約3週間後、佐川急便で運ばれてきました。

P1050111
専用品だけあって、流石に全てが頑丈且つ素晴らしデザイン。餅は餅屋ですね・・・。

さて、テント地ですが、、、サンブレラを使用して自作することに決定。
海外サイトの「セイルライト」から通販でサンブレラその他を取り寄せたのですが・・・・・
今まで使っていたテント地を試しに嵌めてみたら十分使えそうです。
捨てるのも勿体ないので、切れちゃうまでは改造して使うことに決定。
折角輸入したのですが・・・これは予備にとっておきます。

P1050102
改造箇所ですが、微妙にサイズが違うのでこのようにシワが寄っています。
前後の淵をマチ針で仮固定しサイズを出し、その上でしつけ縫いをしてサイズを確定し、ミシンで縫ってみました(糸は耐防水・耐UVのサンブレラ専用糸「リパーブ」#8番を使用)。

しかしやってみると、1センチもサイズが違うとブカブカになっちゃうことが判明。
思った以上にサイズがシビアで微妙です。

取り外して縫い・・・を数度繰り返しましたが、完全を求めると1から作った方が余程速そうな感じだし、一度縫ってある物を解くと強度も低下するので、ある程度で妥協しておきました。

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一番の難関はバックステイを通す穴の位置決めとフラップ作成でした。
フレームの高さを微妙に変えたので穴の位置も数センチずれまして、それの改造に手間取りました。
このあたりは子供や家内の部屋着を何着も作って練習した上での本番となりました。

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とりあえずこれで完成。フレームのしなりは「剛性アップ500%(当社比)」という雰囲気でかなりガッチリしました。フレームが強くなったのでテント地のテンションも強く出来、雨水も殆ど溜まらなくなりました。溜まったとしても重量でフレームがしなることも無さそうです。

今後の野望としては、ボートのように四方を囲む「フルエンクロージャー化」です。実はお隣の桟橋のY船長がDIYでフルエンクロ作られており、それに感化されてしまいました。Y船長にアドバイスを色々頂戴しながら何とかここまで漕ぎ着けられましたこと御礼申し上げます。


2014年3月17日 (月)

職業用ミシンで太い糸を使う改造

太い糸をミシンで使う・・・・

ミシンを始めるまで考えたこともなかったのですが、、、実はこれは大きな大きな鬼門なのです・・・

太い糸を使うためには太い針が必要。ミシンもパワーが必要。この時点で家庭用ミシンはおろか職業用ミシンでも「大丈夫なのか?」という感じです。

一般的に、普通のミシンで「普通の糸」というのは60番~90番糸。(番手が大きいほど細い)。
ジーンズのステッチなどに使う「太い糸」が30番手。これが職業用ミシンでも一般的には最大番手といわれています。

ですが、ドジャー・ビミニなどの風圧のかかるものを縫う糸は、、、プロが作ったものを見る限り、恐らく8番手か0番手。こんなのは常識的に考えて「工業用」のミシンがないと縫えません。それ以前に、普通のミシンでは適応針が存在していません。

ですが・・・職業用ミシンでも8番糸が使える針がオルガン針から出ているのを発見。

それを以前購入して挑戦してみたのですが・・・・・・

結果は「縫えることは縫えるが、物凄く糸調子が難しい」という感じでした。
ちょっと段差があったり、2枚重ねが3枚重ねになったりすると糸調子が狂う感じです。普通の布ならば解いてやりなおせばいいですが、サンブレラとかは防水性が落ちちゃうし、針穴から強度が弱くなるのも考えると一発で決めたいところですしね。

そんな中、新宿の「ミシンプロ」さんに先日訪問した際

「「秘密兵器あるんですよ。騙されたと思って使ってみて・・・」」

とお勧めされたものがあります。

その名も「マジックカケ」

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この小さな金属パーツを糸調子ダイヤルの後に挿入すると、8番手とかでも信じられないぐらいにスムーズに縫えるといいます。
ミシンプロさんも最初懐疑的だったんだけど、業界内で信用おける人達も好評得てることを聞いて「それなら・・・」と試されたそう。そして「うそでしょ?」と実感されたらしい。

そこで、購入してみました。

ただ、このマジックカケ、本来工業用ミシンへのパーツらしく、職業用・家庭用にはミシン本体を改造しなければなりません。装着場所にビス穴をあける必要があるのです。

まずはその位置を探る為に両面テープで固定を・・・
こちらが取り付け前の状態で

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こちらが仮止めの状態

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糸調子ダイヤルや天秤に干渉しない位置を慎重に決めました。裏側を確認すると

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こんな感じで余裕は十分にあり。本体はアルミダイキャストボディのようです。
ここにM5のビス穴をタップ切りました。切り方はミシンプロさんのホームページに詳細が・・・

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そして装着完了。尚、上記のミシンプロさんの詳細では、マジックカケ右側にあるプラ化粧板をカットされてますが、私はプラ化粧板を若干浮かせた状態にしておきました。言われなきゃ浮いてることは気がつかないと思います。暫く使って位置がOKのようなら、マジックカケの余分な部分をリューターで削りとる予定にしています。

いざ試し縫い。

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ビミニトップの布を縫ったところ、確かに安定します。段差とかでも普通の布縫っているような感覚です。糸調子圧力も随分かわり、今までダイヤル値7ぐらいだったのが2に変わりました。これはかなり凄いんじゃないでしょうか・・・

しかし、理屈がよく判らん・・・なんでこんなもので激変するの・・・・・?。特許商品なのでそれなりの根拠もあるパーツなのだと思いますが・・・まさに「マジック」です。

さて今度は実戦に移ってみたいと思います。

2014年3月14日 (金)

現金商売の方! おすすめ。

ヤフーオークションを見ていたら、お札とコインを数える機械が激安で売ってました。
お札用、コイン用と別の機械ですが、それぞれ1万3千円前後・・・・
この価格でホンマに使えるのかぁ????と怪しさ満点。まともに買ったら10万以上するシロモノ。
だが毎日コインを数えて幾十年・・・自動カウントできればと思いつつ、この手間に10万も払えない・・・と手作業で数えてきましたが・・・この価格なら・・・・(趣味のコストは余り考えない私ですが仕事はコスト優先!職場ではpentium4マシンが未だに主役!。笑)

という訳で落札。

数日後、やってきました。

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原産国も何処だかよく判んない様な機械・・・・・

が、思った以上に早く数えてくれます。

コインは種別関係なくドバッと入れれば・・・

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デジタル表示で金額が表示され、更にコイン別に分けてくれる。
レジの中のコイントレイを一気にひっくり返して入れカウント終了までに1分程度。

いやー凄いわ。これで13000円は破格でした。

次!お札編!

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千円札を束ね・・・(1万円じゃないところが零細企業商売)

P1050080
機械にセットすると・・・

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ドギャーとカウントし始め、150枚ほどが一瞬(5秒ぐらい?)で計測終了。

これが13000円ちょっとですよ、奥様!

激安でしょう?? 今ならフェンダー2個セット、0120-***ジャパネット~~

気になる方いらっしゃいましたら・・・ヤフオク、「コインカウンター」でヒットすると思います。。。

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