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2014年5月12日 (月)

テンダーテスト

一つ前の記事でボソリと書きましたが、東京湾奥は立ち寄れる岸壁やアンカリングできる場所が少なく、、、あったとしても浅かったりしますのでテンダーがあると行動範囲が大きく広がるかな?と漠然と感じてました。

そこで友人のテンダーを拝借。

ジョイクラフトの3mほどの手漕ぎテンダーです。2psまでのモーターもオプションで着けられるようになってました。

P1050136
収納時は専用のバッグに畳まれて入っており、重量は30kg弱あるのでしょうか?
とりあえず一人で持ち運べますが、海外旅行の重量級スーツケースの移動という感じで気楽に移動という感じではありませんでした。

付属の足踏みポンプで床板・チューブに空気を入れること約10分で上記の形になりました。
全ての用意に要した時間は合計15分ぐらいでした。

水に浮かべてみると・・・・

P1050141
安定性は十分で、オールでも十二分に前に進みます。これなら短距離なら船外機不要かも???という感じです。

それにしても、水面が近いと妙にワクワクします。これぞ水遊び!といった感じで結構楽しいですね。

マリーナの外の水路に手漕ぎで出てみますと・・・

P1050137
風の通り道になっていてそこそこの強風が吹いてました。といっても実風速は10kt無いと思うのですが、テンダーの上だとかなりの強風に感じます。
その中をオールで漕いでいくと・・・進むのがかなり大変です。
テンダーの船底は平らな為に風で簡単に流され風上に漕ぐのは結構辛い。
こうなると先ほどの印象と違い、船外機が無いと開かれた海面で使うテンダーとしては実用にならないかも・・・?とも感じます。

このあたり、実行してみないと判りませんね。お借りしてテストできてよかった・・・・。

さて、こんな感じでマリーナの外に出て何処かに上陸してみることに。
しかし・・・・・・
あれれれれ・・・運河の岸壁ってこんなに高かったけ???まるで巨大な要塞って感じ。
これじゃよじ登るのなんて不可能。
ヨットは浅場(岸壁近く)に近寄れないけど、テンダーがあれば解決するかもと思っていましたが、それは幻想に近いぞと判明。
ビーチングならまだしも、水面と岸壁の高低差が1mもあると足場が良くないテンダーから乗り移るのは至難の業という感じです。
つまり、護岸された岸壁への上陸は事実上無理なのでは?って気がします。

って、こんなことちょっと考えれば判ることですが、、、恥ずかしながらやってみないと気がつきませんでした。

ではテンダーは無駄なのか?というと、そんなことは無いと思います。海水浴場への上陸とかは凄く楽しそうだし・・・。有ればあったで便利なのは間違い無さそうです。

それではテンダーを用意できたとして・・・・・次に問題になるのはどうやって搭載するか?です。
いちいち畳んで膨らますのは狭いヨットのデッキの上だと本当に大変そうです。
ましてや膨らましてデッキに搭載となると、うちのヨットだとスペース的にちょっと無理を感じました。ヨット用に作られた2~2.5mサイズのテンダーならば丁度良さそうですが・・・。

では曳航?ということで、一度桟橋に帰り、曳航テストしてみました。

P1050142_01
余り曳航索を延ばすと出航時に他の船にぶつけそうなのでギリギリまで短くし、かつ力を分散させる為に2本のロープで曳いてみました。

東京湾内の運河で試しただけですが、他の船の引き波を越えたり、スラローム急旋回などをした結果、母船に対しては全く抵抗は感じなかったです。巡航速度も0.1kt下がるかどうか?という範囲です。
離岸着岸もテストしてみましたが、桟橋にテンダー分のプラスアルファの余裕スペースがあれば特段困ることもありませんでした。

ただ、テンダーのアイの方が気になります。長時間曳航すると何時か千切れそうな気がします。トランサムボードにアイを作り、そこにテンションをかけるように改造しないと怖いような・・・そんな予感がしました。

そんなこんなで、テンダーが一艇あると非常に楽しそうでした。
予算作る為、仕事しよっと・・・・

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DIYと整備」カテゴリの記事

コメント

久しぶりにコメントをさせていただきます

GWはトラブルに遭遇されたようでお見舞い申し上げます
ジェネカーは痛い出費になりますねぇ・・・

ところでテンダーの件なのですが、福岡在住の知人でクルージング趣味の
Sun Odyssey 33i乗りがいるのですが、彼の艇にはダビットが取り付けてあります。
Adagioさんと同じようにテンダー搭載問題は随分と考えての結論だったようです。

「海水浴場の沖にアンカリングして、海の家に焼きそば買いに行く時便利」
と言っていましたが、それ以外にも便利そうでした。
スターンから後ろに飛び出しちゃいますけど・・・

私のは、FRP製で、1,8m巾1.2mです、船外機・パラソル・サイドフロート装着で、約50kgです。
船体だけで23kgだったはずです。マスト後部に専用の架台をつけて搭載してます。
上げ下げは、一人で出来るように、マストに3m位の、ブームをつけて、上げ下げしてます。
一人で出来ることが、基本です。上架後。清水のシャワーで洗浄後、エンジンはフォクスルへ収納してます。
テンダーは、周辺の散策遊びと、ハルの掃除が目的です。
今年、船外機のテラー式から、水上バイクのハンドル式に改造しましたので、操縦が非常に楽になって
遠乗りも可能かと・・・しかし馬鹿なクルーザーのひき波には、ちょっと恐怖を感じます。
目線が低いので、下から眺める、タグボート棟は、相当大きく感じます。
オーニングは、色々考えましたが、ビーチパラソルで充分です、高さも調整できるし、
難点は、桟橋等が、無いと、乗り降りが大変です、スイミングステップから、乗る勇気は有りません。
パドルは積んでますが、漕ぐ気には成りません。エンジンです。バックが出来ないので、パドルで
突いて、バックします。

4月に、航海灯をLEDに球だけ、取り替えました、3色灯・アンカーライト・前照灯、舷灯・船尾灯明るいですね
但し、いつまで持つか?
スプレッダーライト、プラスチモのシールドビーム取り付けて2日後に出航・・・何気なく見ると右がキラキラ光る?
ライトの中に水が半分くらい入ってる・・・・どうしてシールドビームなのに
プラスチモに問い合わせると、完全な密封では有りません?外してみると、H3のハロゲンライト・・・・
これでは、水が入ります。樹脂製カバーに、配線穴・ステー取付金具等を、シールして、様子見です。
今回のクルージングで、ギャレーのスルハルから、漏水・・・・参りました。
先週の日曜日に、スルハル廻りを掃除して、ペーパーで磨いて、樹脂で固めました。昼から夕方まで
漏水の兆候は有りませんが、こいつも様子見です。
来年は、スルハルの打ち替えを計画中です。

しょんぼりさん、こんにちは。勇気付け有難う御座います
スタンのダビット、カッコイイですよね。私も憧れます。
がとんでもなく掛かるのが苦しいところ・・


K.Sさん、こんにちは。
そちらのテンダーはかなり手を入れられてらっしゃいますね~。
とりあえず今年に関してはテンダーを友人から借りてデッキ搭載か曳航になっちゃいそうです。の問題で。。。。

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