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2016年4月 4日 (月)

初出航

シェイクダウン兼ねて、YBMから保田へ泊まりで出港してきました。
何時もの如くシングルハンド出港です。

往路
1420 風はアパレントで23ktほどの真正面。出港時間は夕方に近い14時20分。
1520 写真は無いですが何時もの観音崎近くまで到達。
    噂どおり非常に柔らかい乗り心地。
    Vハルの分、速力は低いか?と思うも、7.0kt@3000rpmと32ft艇としては十二分

Dscf0306

Dscf0305_01
   陸上での写真ですが、、、これがフルエンクロージャーで囲まれたコックピットの中。
   春とはいえ海上では身震いするような寒さですが、フリース一枚でも全く寒くない。
   こんなんじゃセイルコントロールできない?かというと、
   そんなこともなく、極普通にできる。
   ヨットのフルエンクロ、「アリ」だと思いますね。一般的には邪道中の邪道ですが。

1520 きっかり3時間で保田入港。金色の海が眩しい。

    シングルハンドクルーズでの密かの楽しみとして、もう一つの趣味の写真撮影。
    この日は綺麗な日没でいろいろ楽しめました

    <洛 陽>
Dscf1172_01
     <金色の時>
Dscf1176_01

     <別 れ>
Dscf1178_01

    季節外れの保田はガ~ラガラ。他に1艇ヨットがいるだけで桟橋全て独り占め。
    ゆっくりとお風呂につかり、保田ばんやで夕食をとる。

1830  千葉クルーズでの味方、スーパーODAYAに買出しに。海はいい感じの日没に。
     <港 町>
Dscf1218_01

      <静寂の時>
Dscf1213_01
翌日
0200  夜中、バウバース・メインキャビン・クオーターバースで寝てみた。
     クオーターバースが一番揺れずに寝心地よい。
     今までの艇はクオーターバースがエンジンルームの横でクルーズ先だと
     エンジンの臭いが若干立ち込めていたが、トレッカー325はエンジンルームが
     完全独立してるので匂いが全く来ないのが判明。
     今まではバウVバースが船長室だったが、
     今後クオーターバースが船長の寝床に決定。

0700  起床。そのまま出港。

0730  浦賀水道の金谷沖まで来ると、見かけの風33ktでほぼ真向かい。
     一面ウサギ飛ぶ海になって結構キツイ状況。
     だが、ケンノスケデザインの本領発揮か、非常に乗り心地が良い。
     車で言うとトヨタクラウン的な乗り心地。
     バウに波を受けてもバシッとこないで上手く水を切り分ける感じ。
     ただ、その分、スプレーが横に飛ばずにデッキに向かうところがあり
     バウデッキは常時ウエット。これは仕方ないな。

0830  浦賀水道の一番波の悪い付近。北の風33kt。
     ドジャーまでスプレーが降って来る。
     だが、ハードドジャー&高透明フィルム「ベイクリア」のお陰で波を被っても
     視界良好かつ一滴もコックピットには入ってこない。
     33kt吹く気温12度ほどの中で、フリース一枚でコーヒー飲みながら
     たまに当て舵打つ程度で直進してくれている。
     悪く言えば鈍感・退屈。よく言えば非常に人に優しく疲れない。
     どちらを選ぶかは船長次第。

     尚、製作者のケンノスケ先生は
     「よく羊を被った狼という形容がありますが、
     この船はまさに羊の皮を被った「羊」です」
     と仰ってるらしい。なるほど。羊だわ。ウール100%。

1030  無事マリーナ到着。
     特に問題もなく初出航兼テストクルーズ終了となった。


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