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2016年10月

2016年10月17日 (月)

ジャパネットAdagioから お洗濯を楽に!

船に洗濯機があるといいと思いませんか?

ずっとそう思うものの非現実的でした。

が・・・

面白いもの見つけました。しかも超激安で。

P1080656

なんの変哲もないバケツなんですが・・・中を見ると・・・

P1080658

なにやら機械が入ってます。これを取り出すと・・・

P1080659
なんかミキサーのベースみたいなものが・・・


P1080660_2
バケツの底は・・・水車がついてます。

そうです。ジューサーミキサーが大きくなったみたいなものです。名付けて「洗濯バケツ」。
地元のホームセンターで現品処分1980円で売ってたので買ってみました。

P1080657
ペットボトルと比べると大きさが判ると思います。まあ、船の中でぎりぎり邪魔にならないサイズ。

P1080661
このサイズでも作業着の上下が洗えます。バスタオルなら3枚ぐらい。Tシャツなら4枚ぐらい?

これに洗濯石鹸と水を入れて蓋をしめて10分も回すとかなり綺麗になります。

その後、ヨットのパルピットに洗濯物を巻き付け、「雑巾絞り」方法で脱水し、水を2回張ってすすぎしてました。

だが・・・・夏場はすぐ乾くのですが、冬場は乾燥が進まず「くちゃい」のです・・・。

やっぱり脱水機が欲しい・・・・。

だが、船の中に脱水機???

んなアホな。

と思ってたのですが

P1080650
ありました。原産国不明のポータブル脱水機。設置面積は35*35センチ。筐体はポリバケツと同じ素材。いかにも「安かろう悪かろう壊れそう」な製品です。
新品で10000円ぐらいですが、その10000円が惜しい。買う気しない・・・・。

だがハードオフ(中古ショップ)で3000円で発見。即買いしてみました。

実際に使ったら・・・驚きました。

P1080651
P1080652
いにしえの2槽式洗濯機の脱水部分そのもので、、、全く問題なく脱水できます。
というか、最近の全自動洗濯機よりも脱水力強いんじゃない??というくらい脱水できました。Tシャツとかは、夏なら脱水後そのまま着ても気持ち悪くないレベルです。

キャビンの中にかけといたら2時間ぐらいで簡単に乾きました。こりゃいいわ。

設置面積も

P1080663
32ftとして広いとは言えないヘッドルームの脇に楽に収まりました。

作業機とかは自宅に持ち帰って洗濯すればいいけど・・・潮で湿りはじめたシートカバーとか手袋とかは、洗濯バケツなど使わずに水道水をザッとかけて脱水するだけでサラサラに変身。かなりいい感じでした。

お一つ如何ですか。




2016年10月 8日 (土)

ウインドラスが壊れた

ウインドラスが壊れました・・・・・

少し前からスイッチを押しても反応しないときがあったのですが、今回は完全沈黙・・・

そこで調べてみると、とりあえずモーターまで12vは来てるし、電流を計測するとスイッチONすると216Aも流れるので配線がそう悪くなってるという訳でもなさそう・・・。

そこで一度取り外すことにしました。

P1080546
現在ついてるのはシンプソンローレンスのspirits1000というモデルでした。
まずはデッキから引き剥がし。

P1080547
スクレパー叩き込んでシール材を切り、、、

P1080548
チークを傷つけないように注意しながらバールでこじり・・・・

小一時間格闘のすえ

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ふぅ・・・とれたぁ。。。。重労働でした。

一服した後、点検開始。

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予想はしてましたが・・・錆のひどい事ひどい事・・・。

取り合えず分解をスタートしましたが、ギアケースと筐体をつなぐステンレスボルトの一本がどうしても外れない。ギアケースカバーのアルミと電蝕で食っちゃってる様子です。
浸透性オイルを使っても火であぶってもショック与えてもダメ・・・最後にはボルト山をなめちゃいました。ご臨終・・・・。

とりあえずモーターブラシなども外してみると、中も錆が出ています。
そこでネットでパーツを検索するとモーターはアッセンブリーですが輸入は出来るようです。
だが500ドルほどする・・・・・・・・・うーーーん・・・・・・。

そこで新品探すと、何時も使ってる格安サイトの「ディフェンダー」にリューマーのオンデッキウインドラスがセールで770ドルで出てました。定価1500ドルのところ半額になってました。

これ以上頑張ってばらしても、最低500ドルはかかりそうなので・・・・これにて修理終了。
新しいのを個人輸入することにしました。  古いのはまた時間が出来たらボルトを叩き切り、分解してレストアしてみます。(そしてヤフオクへ・・・)

そうして2週間後、新しいのが着ました。

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リューマー。プロシリーズ1000 というモデル。以前、ジャノー31に乗ってるときにも購入したことがあり、とても良い出来だったので安心して購入できました。

さて、今までのウインドラスはデッキ埋め込み式ですが、これはオンデッキタイプ。
古いウインドラスの取り付け穴がぽっかりとデッキに開いてます。

埋めるのも大変なので・・・
デッキに無垢チークの厚板をスペーサーにし、その上に乗せる事にしました。
チーク板は何時もお願いしている通販「府中家具」にサイズを指定し切ってもらいました。

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これがそのチーク板。これに穴あけ加工。

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厚板なので垂直に穴をあけないと曲がってしまうため、簡易ボール盤を持ち込みこれで作業・・・

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アンカーロープ通す穴をあけ・・・

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チェーン穴から入った水がチーク板を伝ってデッキ裏側に回らないように「ひさし」をつける加工をし・・・・(塩ビパイプの部材を流用)

その後、デッキ側を平らに削り・・・

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ウインドラス側にとりつけるスタッドボルトに電蝕防止の意味を兼ねてロックタイトで処理をし・・・

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チークデッキとチーク板の間にシーカフレックス290DCをたっぷり塗り、ウインドラスを乗せてボルトを思い切り締め付けて終了。

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特に難しい工程はありませんでしたが・・・・面倒くさい工程は多かったです。
特に古いウインドラスを外すのが時間かかりました。

ついでにアンカー固定用のクリートも新設して終了。

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ステンレス316L筐体のミラーフィニッシュボディが目に眩しく苦労が報われる瞬間でした。

シーカの乾燥を考え、念のために1週間程度放置した後に作動テストやってみたく思います。

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