ウインドラスが壊れた
ウインドラスが壊れました・・・・・
少し前からスイッチを押しても反応しないときがあったのですが、今回は完全沈黙・・・
そこで調べてみると、とりあえずモーターまで12vは来てるし、電流を計測するとスイッチONすると216Aも流れるので配線がそう悪くなってるという訳でもなさそう・・・。
そこで一度取り外すことにしました。
現在ついてるのはシンプソンローレンスのspirits1000というモデルでした。
まずはデッキから引き剥がし。
スクレパー叩き込んでシール材を切り、、、
チークを傷つけないように注意しながらバールでこじり・・・・
小一時間格闘のすえ
ふぅ・・・とれたぁ。。。。重労働でした。
一服した後、点検開始。
予想はしてましたが・・・錆のひどい事ひどい事・・・。
取り合えず分解をスタートしましたが、ギアケースと筐体をつなぐステンレスボルトの一本がどうしても外れない。ギアケースカバーのアルミと電蝕で食っちゃってる様子です。
浸透性オイルを使っても火であぶってもショック与えてもダメ・・・最後にはボルト山をなめちゃいました。ご臨終・・・・。
とりあえずモーターブラシなども外してみると、中も錆が出ています。
そこでネットでパーツを検索するとモーターはアッセンブリーですが輸入は出来るようです。
だが500ドルほどする・・・・・・・・・うーーーん・・・・・・。
そこで新品探すと、何時も使ってる格安サイトの「ディフェンダー」にリューマーのオンデッキウインドラスがセールで770ドルで出てました。定価1500ドルのところ半額になってました。
これ以上頑張ってばらしても、最低500ドルはかかりそうなので・・・・これにて修理終了。
新しいのを個人輸入することにしました。 古いのはまた時間が出来たらボルトを叩き切り、分解してレストアしてみます。(そしてヤフオクへ・・・)
そうして2週間後、新しいのが着ました。
リューマー。プロシリーズ1000 というモデル。以前、ジャノー31に乗ってるときにも購入したことがあり、とても良い出来だったので安心して購入できました。
さて、今までのウインドラスはデッキ埋め込み式ですが、これはオンデッキタイプ。
古いウインドラスの取り付け穴がぽっかりとデッキに開いてます。
埋めるのも大変なので・・・
デッキに無垢チークの厚板をスペーサーにし、その上に乗せる事にしました。
チーク板は何時もお願いしている通販「府中家具」にサイズを指定し切ってもらいました。
これがそのチーク板。これに穴あけ加工。
厚板なので垂直に穴をあけないと曲がってしまうため、簡易ボール盤を持ち込みこれで作業・・・
アンカーロープ通す穴をあけ・・・
チェーン穴から入った水がチーク板を伝ってデッキ裏側に回らないように「ひさし」をつける加工をし・・・・(塩ビパイプの部材を流用)
その後、デッキ側を平らに削り・・・
ウインドラス側にとりつけるスタッドボルトに電蝕防止の意味を兼ねてロックタイトで処理をし・・・
チークデッキとチーク板の間にシーカフレックス290DCをたっぷり塗り、ウインドラスを乗せてボルトを思い切り締め付けて終了。
特に難しい工程はありませんでしたが・・・・面倒くさい工程は多かったです。
特に古いウインドラスを外すのが時間かかりました。
ついでにアンカー固定用のクリートも新設して終了。
ステンレス316L筐体のミラーフィニッシュボディが目に眩しく苦労が報われる瞬間でした。
シーカの乾燥を考え、念のために1週間程度放置した後に作動テストやってみたく思います。
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